丹波の名山巡り-その1
2003年11月23〜24日     同行者:S.I、K..K
訪問先 23日:三尾山、鋸山
24日:金山、白髪岳、松尾山
記録
11月23日:三尾山、鋸山巡り
9:30 I氏宅-中国道宝塚IC-舞鶴道春日IC
-コンビニで昼食買出し-11:15登山口-12:15山頂
12:30-13:20鏡峠13:30-14:20鋸山14:30-15:10
鏡峠-15:55登山口-夕食買出し-17:00丹波の森
鐘ヶ坂公園(幕営)
 土曜日が泊まりだったので仕方なく2日間で近場の山登りを計画したが、予想以上に良い山々だった。

 あのあたりはよく行くのだが、登山となるとずいぶんと前の多紀アルプス、小金ヶ岳くらいしか登ったことがない。地理的関係もよく判り親しみも湧いたので、今後はもっと登ってみたい地域である。又これらの山は山頂に城跡などがあり、歴史の宝庫でもある。
  中山の集落から舞鶴道橋脚下の駐車スペースに車を止めて歩き出す。
 最初は沢沿いだが次第に急傾斜の九十九折れの道となる。高度を上げるのも急ピッチである。残念ながら紅葉は遅いようだが、所々に鮮やかな赤、黄色の枝がある。見下ろす景色も次第に小さくなる。所々に露岩がある。
 
 コルに出ると道が2つに分かれる。右は前三尾で、東峰のようだ。これはパスして尾根道を南に行くと次は中三尾の東側をトラバースする。行く先に本峰が見えてくる。数人のパーティに道を聞かれるが、どうも鏡峠に行く道がわからないようだ.。佐仲峠の標識しかないと言う。
 地形図からすると、恐らくその手前で分岐があるだろうと説明する。城跡だけあって頂上は平坦で、四方の見晴らしは素晴らしい。此処で昼食とする。

三尾山山頂で
ー飛び入りの女性は他のパーティの人

覗き岩から舞鶴道
 頂上からは北に下るが、途中の佐仲峠への標識から尾根上の踏跡を行く。先ほどのパーティも先行しているようだ。程なく覗き岩だ。此処からの眺望も素晴らしい.。三尾山の岩壁も立派で、はるか下には高速道路の車が小さく見える。 

 小ピークの急な上り下りをくり返すが、踏跡はしっかり付いており尾根筋には危険なところもない。所々は気持ちのよい、落ち葉の敷き詰められた広場となっている。やがて傾斜を増す頃、鏡峠に到着する。
 鏡峠から登山口の高架下に向かってもよいのだが、折角此処まで来たのに鋸山に向かわない手はない。
 しばし休憩の後、幅広い道を東に向かう。途中から踏跡程度になるが、赤テープが所々に貼ってあるのでそれを辿れば問題はない。
 頂上まで3つほどのピークを越すが、最初は岩塔で尾根筋を直進できないので、南の尾根から巻く。これがかなりの急なのぼりだ.。鋸山の頂上は狭く、標識がなければそれと気づかれない。

Iさん-鏡峠にて

夜の宴会-鐘ケ坂「丹波の森」公園
 頂上で山名同定を行なう。特徴のある多紀アルプスが東に見える。三岳、西岳に隠れて小金ヶ岳は見えない。南には白髭岳らしき山も見える。明日ゆっくりと同定しよう。
 帰りは鏡峠まで戻り、その後は谷筋から杉林の中の九十九折を下ると林道に出た。
 舗装路を少し西に向かった後、溜め池の横の畦道をうまく辿ると、簡単に駐車場所に戻れた。
 
例によって東屋での幕営だが、当初予定した石生(いそう)の水別れ公園に代わり鐘ケ坂の「丹波の森」公園とした。車の音がうるさいが意外な穴場であった。しかし飲料水が得られないので、予め用意する必要がある。
 
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