信州、乗鞍岳スキーツアー
2023年5月19〜21日     同行者:NT,UH,WY,YS,AH,NJ,CY&Bergen 計8名
訪問先  乗鞍岳
5月19日:乗鞍岳 位ヶ原山荘より山頂(剣ケ峰)

8:30乗鞍岳・観光センター 出発=(バス)=9:00位ヶ原山荘9:30…10:00シール装着、登行開始…13:30山頂(剣ケ峰)−14:00滑走−14:30位ヶ原山荘15:30=(バス)=観光センター=平湯キャンプ場(泊)

乗鞍岳は3000m峰で、独立峰(数多くのピークがあるが)でもある。
山頂からの眺望も素晴らしい。
今回は天候に恵まれ微風状態で暖かく(暑いくらい?!)、
山は多くの登山者、スキーヤーで賑わった。


残念ながら、2021年は登頂は叶わなかった。
しかし、今回は天候、メンバーに恵まれて、登行を大いに楽しめた。
登頂、コルからの滑降そして(久しぶりのキャンプ生活)あり、山スキーシーズンのフィナーレを飾る、満足感一杯の3日間でした。

鈴蘭高原から乗鞍岳遠謀、右から2つ目が剣が峰
位ヶ原山荘から直ぐの取り付き口、雪面に大勢の人で混雑! 朝から晴れ空です。
白黒の縞模様に飾られた、乗鞍の山並みがくっきりと見えています。
「今朝は高原バスに乗り、位ヶ原山荘まで登ります。
本来は(岐阜県側のスカイライン経由で)畳平まで入る
予定でしたが、通行止めのため仕方ありません」
今日の目標は剣ヶ峰登頂です。

「もうすでに雪はクサッて来始めてます。
滑降時もそこそこ快適なザラメ雪になりそうです」


位ヶ原で暫し休憩、KMSCの面々
肩の小屋の手前からトラバース気味に登る 今回は、新人のNJ、CYさんも初参加です。
NJさんはおっとり(失礼!)、CYさんは背が高くハッキリした方で、何れも40少しの、(Bergenからすると)
息子のような年齢です。

小さな沢状の地形を登り詰め、広大な雪田を
進みますと、位ヶ原の無木立の斜面に到着です。

「あの斜面の先に、スカイラインが横切り、
道路脇にトイレ群があります。
シールを着けてますので、そのまま道路を横断します」
傾斜も急になってくる、雪はクサッてるがクトーを装着 漸く稜線に出ました 斜面の途中から左手にトラバース気味に登ります。

「今日は肩の小屋まで行かずに、ショートカットですね。
その方が(傾斜は強いが)距離は短いでしょう。
晴れていて近くの山は見えますが、槍穂高、焼岳
は雲の中です!


登るに従い、視界が広がって行きます。
やがてコルに到着しました。

コルで暫し休憩、此処からは空荷で剣が峰に3

山頂のお社前で、Bergen
「あそこが剣ヶ峰の山頂ですね。
お社が見えています。
此処にスキーをデポして、山頂までは空荷で行きます。
暫く休憩して、栄養水分補給を!」

いつも言ってますが、(天候に関わらず)補給が何よりも大事です。

暫くは快適な尾根筋を進みます。
行く先に剣ヶ峰の峻峰が見えています。
尾根筋には、もう数多くの這松帯が出現しています。

最後の急傾斜のガラ場を過ぎますと、お社の脇に到着です。

肩の小屋方面を見下ろす

位ヶ原山荘
右の斜面からの雪崩を気にしつつ、左から廻り気味に高度を上げて行きます、
傾斜こそそう強くはありませんが、この登りも
「かなり!辛い!」

「すぐそこに見えるのに、肩の小屋は遠かった!」

漸く到着、既に15:30です。
周囲の人影も少なく、剣が峰に登る人の群れも絶えています。皆さんも結構お疲れなので、暫く寛ぎます。

さあ、シールを外して、位ヶ原山荘まで滑降です。
登路通しに暫く進みますが、位ヶ原からは北に進路を取り、東向きの急斜面を下ります
「あの下に見えている赤屋根が位ヶ原ですね。
天候もよく、風もないので気分的には楽です。ガスで視界が利かないと難儀でしょうね!」
 5月21日    
 
平湯キャンプ場=帰神
   侃々諤々の議論(?!)の末、今日は朝から帰神に
 
平湯キャンプ場受付
 
?「ひらゆの森」
昨夜は久方ぶりのテント泊だった。
途中で(腰痛で)覚醒したが、エアーマットを敷いてからは、
寒さも感じずに熟睡出来た。
物理的な(また鈴蘭までの移動が遠く、同じルートだと変化がない)要因から、当初の2日間同一行動はあっさり覆された。立山や針ノ木などへの転進も検討したが、
現地での行動時間に余裕がない!移動がかなり遠い。

「こうなれば、早々に、帰りましょう」
「リーダーのNTさん、SLのWYさん、
メンバーの皆さん、有難う御座いました!」

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