六甲 有馬三山、番匠屋畑尾根、寒天山道 横断ハイキング 
2023年4月16日(     参加者:Bergen(単独行)

10:10 神鉄有馬駅…10:20登山口…10:50落葉山…11:20灰形山…12:00湯槽谷山…(番匠屋畑尾根道)…13:10極楽茶屋跡…
(ゴルフ場道)…(寒天山道)…15:40市バス、渦森台駅

 

初めて知りました、「妙見宮参詣道」の入口
 
参詣道の途中には、西国三十三箇所巡りの祠が
雨の予想が、想定外の(この言葉は嫌いだが)晴れに。
気分一新と神鉄切符利用も兼ねて
念願の有馬三山、番匠屋畑尾根に出かけました。


「有馬三山! 
昔、OMさんと下った筈ですが、
記録がありません!」

コバノミツバツツジの花も盛りです

珍しい、赤い石楠花です、花芯部は白でした
神鉄の有馬駅で下車。
今日はゆっくりと出かけたので、時間が余りありません。
先を急ぎます。
「登山口は妙見宮の参道です。
あっ!此処から登るのですね。
雨に濡れた石畳が良い雰囲気ですね」

お花も、今を盛りと、咲き誇っています。

参道らしく、「西国33箇所」の石のお社が続きます。
「宮津の「観音霊場」や、
六甲の「シュラインロード」の様です」

グランピング施設?
 
妙見宮の狛犬ならぬ、駒馬?
妙見宮の参道ですが、妙見宮とは?
流石のBergenも初めてです。
折角ですから、
見てゆきます。

「なかなか立派なお社です。
しかし、余り知られてないのか人出が少ない!」


ツヅレ折りの石段の登りは予想以上に急登で、
高度を稼いで行きます。

妙見宮、本堂
 
落葉山山頂の石碑
登山道はお社の脇を通って行きますが、
折角ですからお社を見て行きます。
古色蒼然たる、木造のお社です。

「鎌倉時代に法ヶ宗(現、日蓮宗)に改宗された、
元真言宗金杖山金剛寺が元祖。
明治39年、愛宕山の麓より此処(落葉山山頂)に
移築された

由です。(案内板より要約)

その脇に”お稲荷さん”(稲荷神社)があり、対の狐さんが居られました。
  社の裏から登山道に戻りますと、すぐそこに山頂の石碑が!

「今日は時間的な余裕も無いので、先を急ぎましょう。
此処からは急な上り下りが続きます」


でも、灰形山はまだ露払いだ。
山頂で出会ったトレランの彼が言うには
「湯糟谷山の下りは激しかったです。
誰があんなところを登るのか?」


彼は「鬼が島」から周回してきたのだが、
「私は!そこを登る役なのですよ!」
灰形山山頂にて  ご存じ、湯糟谷山山頂の石碑

湯槽谷山山頂にて、Bergen
 
湯糟谷山山頂周辺
有名な六甲横断ルート、魚屋道と異なり、登山者は稀です。
向かいに魚屋道の山々(射場山から最高峰)が良く見えます。

「此処から見上げる湯糟谷山も立派に尖ってます。
結構長くて、上りの激しい稜線です


でも、ほとんどが階段状に整備されているので
歩きやすいといえば歩きやすい。


六甲有馬ロープウエイの塔
 
極楽茶屋跡の草原、ブナ林と桜
幸いにも、湯糟谷峠までの下りは激しくなく、
そこからの道も、最近、幾度となく行きかった勝手知った道である。
前方遠くに六甲の主稜線を仰ぎ見ながら、緩やかなアップダウンを辿ります。
やがて最後の笹原が出現。

「漸く、極楽茶屋跡に到着です。
桜も咲いてますが、流石に散り染めですね」

 
少し枯れかけた、タムシバの花
 
西お多福山方面のを望む
天候は次第に快方に向かっているようで、晴れ間も見えてきました。

「これは良い兆候です。
この日、摩耶山にガイド山行を引率している
HTさんに連絡とって見ましょう」


彼は旅行社の依頼で方々の近郊の山に出かけている。
「中学生の小遣い程度だ」
(ガイド料が安い!)嘆いているが、
最近の中学生は、なかなか油断ならない?!
 
石切り道の分岐点
 
おなじみ、「みよし観音」さん
 生憎と、団体行動で寄るところも多いようだ。
下山は「油こぶし」経由だと聞いていたので、同行しようと考えていた。
でも、どうにも時間が合わないので、
「次回にしましょう」
ゴルフ場道を西に進み、クラブハウスの角を南に曲がると
直ぐに「サンライズDW」だ。
ケーブルの周回路は一方通行になっている。
直ぐに下山口に到着。

「今日は渦森台からバスで帰るので、寒天山道を下ります。
寒天山道は久しぶりです。
何回も来ているので(登山道の)詳細を熟知してる積りですが、
下ってみると結構遠く感じます」
油こぶし、寒天山道下降点と(今は廃業の)山頂線  油こぶしと寒天山道の分岐  
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