若狭 多田ヶ岳ハイキングー野代 妙楽寺から野代山で敗退 
単独行
2023年2月3日(:節分     

9:20 妙楽寺…11:00野代山…13:30妙楽寺
 
今週金曜日は仕事明けなので、仕事先(宮津)近くの低山ハイキングを考えたのだが、適当な所がない。
少し東に足を延ばすこととし、若狭のNSさん(大学の同級生)を小浜に訪ねた。

  そこから小浜市の裏山である、多田ヶ岳(711m)登頂を狙った。
小浜市の裏山、多田ヶ岳のハイキングです。
ただ、結果として
(予め予想されていたのだが)積雪量とルートの不確かさなどから、
途中の野代山での撤退となった。

「此処は初めてですが、展望が素晴らしい峰のようです。
ただ、メインルートが野代山の北尾根ルートだと理解していました。
これが全ての混乱の原因でした。

記録を確認すると、此処は(危険だしルートが分かり難いので)下るな!と。
(不成功の原因は)登山ルート研究が不十分だったのに尽きます
。無雪期でもルートファインディング難しいようなので、積雪期は尚更要注意です。
次回リベンジですよ!」
通ったルート 「 小浜山の会」のHpより
  登山口は妙楽寺から林道を歩いて到着。
道標はしっかりと着けられています。
今回初めて、地形図ソフト
「Geographica 」を利用してみますと、
野代山北尾根から遥かに外れた、谷筋を登って行きます。
四かhし、その割には、道標もFix ropeもしっかりと着けられています。
谷筋のずっと上の、気持ちの悪いトラバース道が続きます。

途中で沢の分岐点を2か所ほど渡ると、最後は急な谷筋を詰め
稜線(野代山西尾根?の途中)に突き上げます。

「もう、此処ら辺りにはテープがハッキリしません」
妙満寺駐車場  登山路標識、秋は松茸採取で入山制限が
  「時間的に登頂は無理なので、取り敢えず野代山まで行きましょう。
11時をタイムリミットに野代山に到着せねば、往路を引き返しましょう。そうでなければ、野代山北尾根を下ります」

この時点では、野代山北尾根に立派な登山道が整備されていると、思い込んでいたのだ。

この、妙満寺から多田ヶ岳の登山コースの場合、
稜線上でなくトラバースする箇所が多いようだ。
殊に、(今回は行けずだったが)野代山から上、野代山自体もそのようでした。

「積雪期なので、山肌のトラバースは危険です。
尾根筋を忠実に辿るのが基本です。
結果的には、野代山から引き返せば良かったのでしょうが...
北尾根の最後は半分藪漕ぎで、なかなか遠かったですね


石の一本橋  稜線手前の踏み跡、動物のものの様だ
  地元の「小浜山の会」の報告にはこうある。(一部改変)

https://www.obamayamanokai.jp/

「野代からのルートは、主に沢沿いを使います。
尾根沿いに野代山に向かうルートが一時期、整備されつつありました。
全体的に急坂で途中岩場があるので、一般的とは言えません。
ある程度山歩きの経験のある方には面白いコースかもしれません。
このルートは、P488で通常のルートと合流します。
ただ、最終踏査時点では、以前設置されていた標識も朽ちつつあり、
道も分かり難くなっていました。
また、倒木や灌木の生え混でいるところもあり、あまり快適には登れません。
なお、このコースを下りに使うのは止めて下さい」


多田ヶ岳の登山道をくまなく記し、最新の踏破結果も述べられた
非常に参考になるHpである。
(もっと前にこれをチェックしておけば、と思ったが、遅すぎた!)
 野代山山頂 したから見上げる岩塔
    小浜山の会のHpにもこうある。(一部改変)

「(前略)最初少し沢沿いに進んだ後、右手の尾根に向かって登っていく。始めは急な道で、標識、テープが要所に付けられている。
標識が朽ちつつあり、また、倒木もあって、道が分かり難くなっている。

登り口から20分程で尾根に出て、傾斜は少しゆるくなる。
雑木林の尾根は、倒木で登り難い場所もある。
所々急なところがあり、ロープが付けられている。
なだらかな道となり、P488手前の小ピークに着く。
小ピークから10分で、前に大きな岩場が現れる。
岩の間を登っていくが、慎重にルートを選んで進んで欲しい。
通過に10分程要するが、すぐにP488に出て、通常のルートと合流する。

なお、岩場があることや、登山口付近のルートが不明瞭なことから、
このコースは、登りでのみ使って欲しい」

野代山北尾根稜線上の赤テープ 北尾根にて、Bergen
  途中に数か所の岩塔がありました。
其処は何とか通過しました(やや焦りながら)が、登山道がハッキリせず。不安こそなかったが、テープが見え隠れして、しかもなかなか高度が下がらないのでストレスになりました。

「でも、登りのあの沢沿いのトラバース(Fixropeがあると言っても、気持ち悪い!)それを戻るのは避けたい気持ちでしたね。
まあ無事に下りて来れたので、満足です」

気が付けば、片足の軽アイゼンが脱落していた!
 登山道は明らかでない、倒木が多い! 漸く沢筋に降りてきて、ブッシュから解放された!
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