六甲 摩耶山、マヤ遺跡群探訪-新穂高登頂 山田道ハイキング
11:50神戸市バス神大人間科学部前…杣谷登山口…(道)…
旧摩耶観光ホテル(遺跡)…14:10掬星台…(アゴニー坂)…(徳川道)…新穂高…(徳川道)…15:30森林植物園(北門)…(山田道)…16:55神鉄&神戸市営地下鉄谷上駅

2022年7月23日(     Bergen単独行

旧摩耶ホテルの外観、「軍艦ホテル」と呼ばれたらしい

マヤ遺跡巡りの標板


今回の「六甲ハイキング」は、巷間に有名(?!)とされる、「摩耶山周辺の遺跡群(通称、マヤ遺跡)巡りです。登頂後、新穂高の登頂も予定でしました。
単独行の気楽さで、新規ルートの踏破を目指しましたが、さて、結果はどうでしたでしょうか?

 
関電巡視路はイノシシの掘り返しが激しい
 
巡視路の鉄塔
杣谷の登山口(長峰堰堤)から暫く登りますと、第2の堰堤
(杣谷堰堤)が出てきます。
その少し手前に左に分かれ道が。
「此処が、『関電巡視路』の入口ですね。
分岐点は少しわかりにくいです。
でも、いきなりのこの急傾斜が、此処が(本物と)
間違いないと教えていますよ」


最初はほぼ休めるところがありませんが、
途中で緩傾斜の平地が3か所ほどあり、いい雰囲気です。
「樹林の生え方が絶妙な木陰と空間を形作ってます。
そこまでが(休めないほどの)急傾斜なので
なかなか癒されます」
 
旧 摩耶観光ホテル、東の玄関
 
西(ケーブル駅側)より見下ろす
第3広場(?)を過ぎますと、やがて傾斜は緩まり、
前方に巨大建築物が見えてきました。

「これが例の、『旧 摩耶観光ホテル』ですね。
船の艦橋を思わせる、なかなか立派な外観です。
探訪したい人気が高いと聞いています。
時折、遺跡探訪ツアーが催行されるのも頷けますね」

廃墟であるが、雰囲気は暗くない
 
摩耶花壇の往時の姿
3Fのルーフに立ちますと、広いテラスからは神戸の街が
一望のもとだったでしょう。

「イヤー、その頃の賑わいが目に浮かぶようですね。
クーラーの普及していなかった頃、
山上の別天地での優雅な夕食は
最高の贅沢だったでしょうね。
ホテルも一般的でなかったでしょうから!」


摩耶山山頂の三角点(三等三角点)にて、Bergen
 
摩耶山 掬星台より神戸港(摩耶ふ頭)、遠くに泉州の山が
ホテル遺跡のすぐ裏が、摩耶ケーブル山頂駅です。
ここから、上野道経由で史跡公園を経て
摩耶山頂まで向かいます。

「摩耶山頂は久しぶりです。
三等三角点があります。
今日は奇麗に晴れているので、大阪湾の眺めも素晴らしいですよ!」


対岸の、二上山から葛城金剛、岩湧山から和泉山脈
が見えるのは、なかなかないですからね!

新穂高山頂、展望は利かない
 
ツエンティクロスとヌケ谷の分岐点、今日は山田道を下る
今日の摩耶山頂は、やはり大勢ののハイカー集団です。
出発が遅かったので、先を急ぎましょう。

別山を経てアゴニー坂から車道に、そこから少し戻ると
徳川路への近道です。
「徳川道のすぐ穂高湖寄りから(新穂高への)分岐があります。上り下りがかなりあり、水平距離も結構遠いですよね!」
山頂は記録の通り、展望は利かない。
西に下って、展望の良い606mピークを目指したが、
なぜか?道に迷って元の分岐路に戻ってしまった。
「下山方向(山頂の西北西!)を、最初に間違えたのだろう。次回にまた、検証の旅ですね!」

間違えやすい分岐が2か所にあったのだ!

山田道の最後は、流された橋、迂回するように石組みの上に橋板が
 
阪神高速北神戸線の橋脚、神鉄谷上駅はすぐだ
山田道は、ヌケ谷分岐から(ツウェンティクロス方面と)分かれます。

「最初は谷に沿って緩やかに登ってゆきますが、
西六甲DWに出る前は、かなりの急な階段登りです。
最初、反対から(谷上駅から)来たときは、道を間違えたかと思いましたね」

DWに出てからも、DWに沿って快適な登山道が、森林植物園
の北口(正門?)まで運んでくれる。

「いやー、山田道も、上は住宅開発、砂利採取場、産廃処理場?それにソーラーパネル設置と、自然環境が荒廃してます。でも、下は流石に良い雰囲気ですね」

今日は、はじめての場所を多数訪問したので、
長い距離ながらも充実したハイキングでした。
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