南河内徘徊(?!)ハイキング by のんびり
 
のんびりハイキングの代表、MMさんの事故復帰後の初ハイキングは、南河内の歴史の道ハイキングだった。
町中歩きと言う油断がルートファインディングの甘さに!
結局は、後半の核心部の、棚田、下赤坂城址や楠公誕生地関連の施設には寄れず。
これまた、次回に再検証の課題を残しました。
(しっかりとした地形図で読図をしていないと、観光ルート地図では足元を掬われます)

2022年 6月12 日     同行者:MM,M&Bergen  
南河内、千早赤阪村周辺地形図
青線は歩いた道、赤線は本来のルート

9:00近鉄滝谷不動駅…滝谷不動…10:20龍泉会館BS…11:20嶽山(278m)…BS…地蔵尊…千早赤阪村村民グラウンド…14:00府立総合運動公園…15:00河南町道の駅…16:00神山BS=近鉄富田林駅

滝谷不動駅の観光案内図


今日の出発点は、近鉄長野線の「滝谷不動」えきです。
滝谷不動とは、日本三大不動尊の1つとされ、眼病に効くと信仰の篤いお寺です。何度も前を通りましたが、中に入るのは初めてで、期待で一杯です。

滝谷不動尊、境内案内図

弘法大師(この方の拘わられたと言う施設の多いこと!何故?)が開祖された
霊場。
元は嶽山の中腹にあったらしいが、戦乱で建物が焼失。
ある盲僧が小堂を再建して、本尊・不動明王を礼拝した所、
目が見えるようになったと。毎月28日が縁日で、大変賑わう由です。

滝谷不動尊、本殿


先ずは本殿へ、此処でお祈りです。
「旅の安全と安寧を祈願します」
(ところが、そのご利益は?初っ端からルート間違いです。祈りが足らない?)

次いで本殿の裏に聳える多宝塔まで登りました。
 
滝谷不動の分岐点、これがそもそもの間違いの原点
 
仕方ないので、中佐備で右折
 
バス停から龍泉寺経由で嶽山に
 
嶽山に辿り着くが、城址は何処?丸は果樹園
 
村民グラウンドが最後の分岐点間違い
 
何とか河南町道の駅に
てくてくまっぷ
多宝塔の広場より向かいのお社を望む

南を見ると、街道を挟んで対面の山にお堂があります。
「今から考えると、そちら方面に行かなあかんかった?!」

その時は、
「ここで、もう登るのは良いですよね」
でした。
無批判、無精検で、街道沿いを進みます

草野橋から和泉山脈、右端が岩湧山山頂の草原


それでも、中佐備まで来ます、
「流石にこれはおかしい」
でもマップ上でのどの地点か?情けないことに不明です。
MさんのGPSで現在地点が判明。
今更戻るのも?南方面に向かいます。
 
左に地蔵の嶽山山頂、嶽山城址?案内図がない?!


下から見上げますすと、結構な高みにあるようでしたが、
難なく龍泉時に到着。
此処から特養経由で嶽山窯跡と嶽山城址を目指します。

「窯跡の表示はありますが、城址の看板ないですね。
この辺りの丘がそうですかね?」

開けた小丘陵で、大阪平野の展望が頗るるよろしい。
 
やまびこ園、ミカン狩り農園、もうシーズンは終了


もどって、途中の分岐から果樹園(「やまびこ園」)に向かいます。
駐車場からも展望が素晴らしい。
フェンスにもたれて眺めてる人がいました。
「あんな看板がありますよ!」
 
こんな看板も


季節柄、果樹園はお休みのようですが、裏には広大な園地とバンガロー群が散在しています。
「バーベキュー場のようです。それにしても広いですね」

あべのハルカスも遠くに見えます。
都心の高層ビルの中でも一層際立って聳えています。
 
インディアンも眺めてます

身動きもせずに眺めておいでは、「インディアン」の方でした。
「今ではすっかり過去の人になってしまいましたが、カッコいいですね。
ワイルドさが、エネルギッシュに見えています」

子供の頃、アメリカの西部劇で一方的に悪者に描かれたインディアンたち。
訃報に住む地を追われた彼らの複雑な思いが、ひしひしと伝わってくるようです。

岩湧山の山頂が見えます


長い登りの舗装路を、日差しに苦しみながら進みますと、
複雑な分岐部に到着。

「千早赤阪村村民グラウンド」
右に見える所の分岐で、またまた道間違えが!

府立総合運動公園


何の加減か広い舗装路を進み、いつの間にやら資材置き場や
府立総合運動公園の脇を進みます。

「棚田の道は何処ですか?
尾根伝いの細い農道は左右の展望が開け、まるで空中散歩!
と言われてるらしいが?」

如何、入り口


我々の進むのは、無機質な舗装道と伸び切った草で通行困難な歩道です。
まさに、現時点が分からずに進んでいました。
勘違いもあったようですが、根本的には、「読図の誤り」ですね。

このようなルートの模式図は、目印をしっかり確認して進む分には有用ですが、
一旦迷って現在位置が不明な際には(他の分岐点などが記されていません)、無力ですね。

「全体像が確認できる地図が必携です。
昭文社の地図は、市内部分の移動には不向きです。
縮尺が大きすぎる!」


まあ次回再検です。
色々な宿題が出来るのも楽しいですね。
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