六甲  大池地獄谷&長峰尾根巡視路 
      by カランクルン&たなべハイク

 
カランクルンの5月最後のハイキングは六甲の初ルートに挑戦!?
参加者は計 5名。
たなべの3名が参加されて賑やかになったが、カランクルン単独では催行も困難?

 
神鉄大池駅から地獄谷、ダイヤモンドポイント(DP)
 
DPから杣谷峠を経て長峰尾根巡視路
2022年5月28日     同行者:KK,(たなべハイク)YH,YS,YS&Bergen  
9:30神鉄 大池駅…10:15地獄谷登山口…11:10大滝…12:50ダイヤモンドポイント…13:40三国岩…12:25杣谷峠…15:00長峰山…17:00護国神社ー17:40阪急六甲駅

神鉄 大池駅、此処で下車するのは今日が初めて?


今回は、以前から一度足を踏み入れてみたいと考えていた、
「裏六甲 大池地獄谷」を巡ってみました。

下りも目新しいところで、久しぶりの長峰尾根です。
「山羊戸渡」で訪れてからですから、かなり久しぶりだと思いきや、
実は昨年だったのですね)


地獄谷登山口、東尾根道は少し手前から分岐。地獄谷道と&西尾根道が分岐する

お声掛けしましたら、4名の方が参加して頂けました。
メンバーを見ると
(”カランクルン”のKKさん、”たなべ”のYS,YSとYHさん)、楽しいハイキングの予想ですが、如何だったのでしょうか?

例によって、駅からの住宅街のルートファインディングに苦労する裏六甲のアプローチです。
今回は、KKさんの”ヤマップ地図”と、地元の方のご案内そして手作りの道標、に助けられ、最短距離で登山口に到達しました。
 
この谷は、規模が小さいと言えども、渡渉が多い!


先ずは谷沿いの登山道を進みますが、所々に分岐などがあり(谷筋に降りる?)
なかなかややこしいです。そのうち、次第に谷筋を進みます。

「木陰と」吹くそよ風が快適ですね。
初夏の六甲は、暑くて大変だとの予想が覆ります」


皆さんから前向きの評価を頂いて、計画した甲斐があろうと云うものです。

沢の奥に逆光に輝く地獄大滝が


幾度も渡渉を繰り返し、高度を稼いで行きますが、折角ですから
「地獄大滝」も見に行きます。
「大滝の名前に期待して行きましたが、まあ、こんなもんですか?」

皆さん、快調な歩みで、どんどんと先を進みます。
「所々、ルートの分かりにくい所もありますが、

踏み跡とテープが頼りになります」


現在位置を確かめる


途中で小谷がどんどん分岐しますので、所々で現在地点を確認します。
ところが、最後の詰めの箇所で、堰堤上のダムで登山道が水没していました。
「最初の4号堰堤も水没していましたが、其処はしっかりした巻き道がありました」

此処の迂回路は、なかなか分かりにくいです。
少し戻ると赤テープが連続していました。
「なかなかタフな登りですね。最初は力技です」
 
ダイヤモンドポイントにて、KK,YS&YS,YH(左から)


半ば強引に、バランス頼りで急斜面の草(笹)付を登り上げます。
すると、微かな踏み跡に出ました。

「漸く目鼻が付きました。
この箇所が、今回のコースでの核心部(?!)ですかね?」

(ダイヤモンドポイントでお会いした先行パーティーの方の情報では、
ダムのプールの脇をへっつて突破できたという!

これまた、再検証課題が増えました!
 
ダイヤモンドポイントにて、左からYS,YS,KK&Bergen


ひょこっと駐車場に出ますと、皆さんからブーイングが
「こんなところに出るなんて!疲れますよね!」

でも、そこから嫌になるほど
(以前、Bergenも、昨年、水晶山を下った際に経験)
林道歩きしますと、大展望のダイヤモンドポイントに到着しました。

此処で、昼食タイムです。
 
三国岩の案内板


Bergenの予定では、下りは長峰山の先から分岐する、
「蜂の巣谷東尾根ルート」です。

三国岩経由で全縦ルートに向かいます。
三国岩の名前は以前から知っていましたが、
この解説板は初めてです。
 
三国岩、”BigMac”のようだ?

上まで登れそうですが、何方もご希望がないので、これまた次回の課題です。

「まあ、取り敢えずは杣谷峠へ向かいましょう。
道路を渡ると、例の、辛い登り(我々は逆コースなので下り)です」

穂高湖に下ろうとする(?)パーティー、杣谷峠にて


全縦路に出ますと、流石に行きかう人の数が増えます。
「快晴の、それでいて爽やかな初夏の陽気の中、
皆さん、楽しく上り下りされてますね」

もうすぐ梅雨のシーズンでしょうが、
暫くは快適なハイキングが楽しめそうです。

長峰山(天狗塚)の山頂の岩から摩耶山


さて、杣谷峠からの長峰山の道ですが、神戸市の「青少年自然の家」の外周を暫く進みます。

「自然の家のグラウンドの脇が近道ですが、立ち入り禁止の看板があるので通りずらいですね」

護国神社より見上げる長峰山(天狗塚)巡視路の尾根


長峰山山頂の露岩は巨大で、
その別名(「天狗塚」)がこの岩に由来しているのを、実感させてくれます。
そこからの摩耶山方面、六甲の山上施設、東方面の眺望は、素晴らしいものがありました。
「来る人こそ少ないですが(杣谷峠に「伯母野付近が私有地で立ち入り禁止」の看板あり)、眺望の点からすれば、此処は本当に六甲一ですよ」

下りの予定ル―トの分岐が不明のため、「関電巡視路」を下ります。
細々とした踏み跡が続きますが、何とかルートは追えます。
「此処も初体験でしたが、なかなか変化に富んだ、スリリングなコースでした」
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