西六甲 
鈴蘭台ー鍋蓋山、再度山&城山ハイキング

13:15神鉄鈴蘭台駅…(鍋蓋北尾根)…14:30鍋蓋山…(六甲全縦路)…15:10再度山… 16:10城山…17:10新神戸駅…17:30三ノ宮駅
2022年5月11日(火)     単独行
今回の「六甲ハイキング」は、「西六甲の未踏コース(続編)」です。

神鉄 鈴蘭台駅、階上は北区役所だ
神戸電鉄鈴蘭台駅で下車、駅前のバス道を東に、有馬街道に向かいます。

「このコースは初めてです。
鈴蘭台駅は(鈴蘭台住宅地の中では)谷底に位置するようなので、
どちらの方向に行くのも登りです]

両側の店舗群も、
(コロナ禍からか?あるいは以前から?)閉店している店が多いです。
坂の曲がり角に大学(神戸親和女子大)があります。
..
「中、高は灘区の土山町にあるのは知ってましたが、大学は此処なんですね」」

有馬街道沿いの、養蜂場標識
道の両側に住宅街が広がりますが、何れの方向にも、上り坂です。
 暫く進んで行くと、坂の頂上から九十九折の下りで、間もなく
有馬街道に行きあたります。


「直ぐ脇に、養蜂場の看板がありますが、
街道の東は、霊園など、殺風景な景色の中を進みます」


やがて、舗装路は地道になり、漸く!、山の雰囲気になりす。

鍋蓋北尾根
そこからは有馬街道の喧噪とは別世界の、
ゆったりとした森の中の散歩道です。
鳥たちの鳴き声が方々から飛び交います。

残念ながらBergenは聞き分けれませんが、興味のある方には
「天空の音楽」かもしれません。

天候が良い加減か?結構な方が歩いておられます。
「前半に比べますと、別世界ですね。
あっ、漸く標識が出てきました。
折角ですから、予定通り鍋蓋山に登りましょう」


実のところ、鍋蓋山には、比較的簡単に往復できるのだ。

鍋蓋山山頂にて
にわかに急になり始めた登山道を登ります。
すると、分岐点が!
右手を取りますと、鍋蓋山頂まで直ぐです。
(これは良く知っていた!)
苦労することなく
(人による?距離は短い)、山頂に到着。

菊水山もそうですが、
(鈴蘭台自体、標高が300mあるので)標高500m足らずの両山に登るのは、鈴蘭台からが圧倒的に楽なんです。

「此処からの眺望は素晴らしいですネ。
大阪湾を中心として、大阪平野から泉南、紀淡海峡から淡路島、
明石海峡大橋迄、一望のもとですよ!」



再度山山頂からも景色が見える
さて、何時までも眺めてる時間はありません。
先を急ぎましょう。

東に続く尾根を下りきりますと、やがて再度公園に向かう分岐が出てきました。
此処で左に向かうと公園駐車場でした。

地図から再度山登山道を探すと、再度越えを戻ると、途中に再度山に向かう山道があるようです。

「『再度山 10分』ですね
最後こそ急激な登りですが、概ねゆったりした道でした」

 
再度山南尾根(?)は、凄く急な道である
 再度山山頂は狭くて小さな頂上です。
ガイドブックに「眺望はない」 と書かれていましたが、南方面には神戸市街が少し見えています。
地図によると、登ってきた道以外に、東に(大龍寺山門に下る)道があるようです。
ところが、南にも踏み跡があります。ここが一番(下りに)近道のようです。
迷うことなく、そちらに進みます。

ところが、最終的にここが大龍寺(「奥の院(?)」への参道?)への直登ルートでしたが、それにつけても、激しい急傾斜の下りでした!

「いやー、近道しようとするととんでもない道に出ましたね。
でも、此れもまたいい経験です。新しい道が分かってよかったですね」
考えようで、ものの見方も、良くも悪くもひっくり返ります。

大龍寺、道の案内もあるが注意は無し
さて、急な下りを何とかやり過ごしますと、大龍寺の境内に出ました。
此処で、大龍寺周囲の地形がしっかりと頭の中で認識されました。

しっかり読図していても、行ってないところの状況は連想できないものです。

単独行はどうしても、分岐点の先に神経質になります。

「確信があっても、途中で頻繁に現在地を確認するのが肝要です」
分かっていても先を急いだりすると、つい横着してしまうのです。


毎日登山発祥の碑、茶屋跡
さて、大龍寺から何方に進みましょうか?
悩みますね。
安全策を取るなら、(はっきりした、谷筋の)「大師道」でしょうが、
それならやや西に出てしまいます。

「いやー、今日は折角ですから、城山に登ってみましょう」
最初は再度山ドライブウエイ沿いの道だが、後半の道は変化に富んでいます。
 
城山の石碑
 「まあ、時間的に余裕もあるし、登山道の不安もないし、
新神戸付近に降りたいですね」
そうなんです!市街地の長歩きは御免ですよね。

ところが、この道でわがKMSCの某氏が、
転倒して手関節骨折したのを思い出しました。
「なる程、結構、やばそうなトラバースや急傾斜の上り下りが続きますね。
ここは山一帯が『城山城址』で、所々の平地が、曲輪跡のようです」

なかなか難攻不落な城だったのでしょうね。
また詳しく歴史を調べてみましょう。
 
布引道脇の道標
やがて、漸く、急な九十九折の細かった城山道は布引道と合流です。
此処で、舗装路になります。道を先に進みますと、新神戸駅の下を潜ります。

「イヤー、神戸の前山の上り下りは、急なので有名ですが、
連続する急な下りは、結構、堪えますね」


今日は、以前から考えていたコースを踏破出来て、満足な結果でした。
昼からでもこの行程くらいなら、十分に楽しめます。
梅雨入り前が最後のチャンスですね。
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