西六甲 鈴蘭台からイガヤ谷東尾根 ハイキング
14:50神鉄鈴蘭台駅…(イヤガ谷東尾根道)…17:10鵯越駅
2022年5月24日(     Bergen単独行


尾根道の途中で見かけた標板
イヤガ谷東尾根の道端に、数か所に案内の標板がありました。
部分的に錆びつき、地図のペイントの剥がれあり、見にくいですが、
「ここが良く歩かれている?」のが分かります。

でも、今回お会いしたのは、登って来られたお一人だけでした。
何方か?存じ上げませんが、お互いに行き会って吃驚しました。
「此処は、地元の者しか来ませんね」
とおっしゃいますが、時間的の遅かった加減でしょうか?
次回はわき道から、「妙号岩」にも足を延ばしましょう!

今回の「六甲ハイキング」
「神鉄の西側から下る道を辿ってみよう!」
の予定で取り付きました。
相変わらぬ、仕事帰りの昼遅くからの
「わがままハイキング」です。
単独行の気楽さで出かけましたが、さて、どうでしたでしょうか?




鈴蘭台から鵯越(「YAMAP」より
 
鈴蘭台駅の改札
 
君影団地の歩道橋
神鉄 鈴蘭台駅で下車。
住宅開発が山裾に激しく浸食している地域の、何れの六甲ハイキングコース登山口も分かりにくいが、鈴蘭台の登山口もその例に能わず?
改札を西に出て、駅の直ぐ南の通りを西に向かいます。

「この地図は古いのか?この道が不明?
まあでも、高い方に向かえば間違いない?」

でもこれが、間違いのもと?
結果的に、最初の角を南下するのが正解だったようです

「矢張り、下り道になっている(先が登りなので、行くのが)躊躇されますよね」

漸くここから登山道に入ります、やや寂し気な案内板です
 
気持ちの良い、穏やかな傾斜の山道が続きます
読図の誤りも何とか修正(ここだけの秘密!「やまっぷ」地図の助けも得ましたが)、漸く登山口に到着です。
「それにしても、こんな山奥の公団住宅(最深部は教員住宅の表示あり?!)、通勤通学、買い物など、何にせよ大変ですね」
南東の一角は、流石に?空き家でした。

「イヤー、高度成長期の遺残?ですかね。
今日日、新規の入所希望者はあるのかな?」

他人事ながら心配します!

しかし、心配も物のかわ、地図から予想されたように(なだらかな高原地形)林間の快適なハイキングコースです。
(出だしはその通り。
でも、このまま行くと思うほど、流石に初心ではない?)


こんな変わった赤松(?)の木もあり、自然林が続きます
 
菊水山が高く聳えて見えます、遠くに摩耶山も
緩やかな上り下り、山肌を縫う快適な山道が続きます。
周囲は高木に覆われ、(鍋蓋山の登りほどではないですが)小鳥たちの啼き声も聞かれます。

時間的にそうなのか?或いはここ自体人気のないコースなのか?行きかうハイカーは誰もいません。

「いやー、そんな思いでいたら、お会いしましたね!
若い方が坂の下で待っておいでです」

いくら緩い下りの道と言っても、
初めての道は心細いですから?!

送電線が続きます、正面は菊水山のゴルフ場?
 
ここが渡渉点です、増水すれば渡れない?前半と打って変わった雰囲気です
今日も良く晴れ渡っていますので、遠くの山々も良く見えます。すぐ左に菊水山が見えます。
山頂には巨大なアンテナが!
お山自体もしっかりと聳え立っています。
遠くに摩耶山頂が見えますが、こちらは多数のアンテナでそれと分かります。

「それにしても、此処から結構遠いですよね!」

さていよいよ、高原のプロムナードともお別れです。
今までと打って変わったように、九十九折の急な階段が続きます。
一瞬、道を間違えたのか?と、不安になります。
「これはまた、激しい景観変化ですね。
まるでジャングルの急な下りを行くようです。
狭いトラバースにトンネル潜り、アッ、最後は渡渉ですね」

渡渉点を過ぎて登り上げると、其処は墓地でした
 
漸く、神鉄の鵯越駅に到着です
対岸に登り上げれば、ほぼ終了です。
「他の登山道と比べて、最初と最後の(景観の)落差が面白い?ですね。最初こそ斜度は緩いですが、最後は急な下りでジャングルの如し!です」


最後の墓地を抜けると、狭い谷筋に沢山の住宅がへばりついています。

「神鉄の鵯越駅はすぐ下に見えています。今日も午後の時間を有効に利用できました。このスタイルもなかなかいいものです。7月からはもとの態勢に戻るので、今しばらくの楽しみですね」
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