六甲 摩耶山-アイスロード ハイキング
11:50阪急王子公園駅…(上野道)…14:10掬星台…(アゴニー坂)…14:50杣谷峠…15:30前ヶ辻…(アイスロード)…16:55六甲ケーブル下駅
2022年5月22日(     Bergen単独行

上野道と青谷道の分岐点で見かけた標板
摩耶山の正面登山道と言うべき上野道と青谷道、
両道は山門下(「仁王門」)で合流します。、
その道端に、忘れられたように置かれた標板。
部分的に錆びつき、見にくい所もありますが、
こう書かれています。

「人の世は 闇に迷路に 山に谷
  目でゆくよりも 心で歩め」 
                  光月


何方か?存じ上げません(確認中)が、非常に含蓄の溢れた
歌と思います。


今回の「六甲ハイキング」は、「摩耶山登頂後、どこからか?下山」の予定で取り付きます。
単独行の気楽さで、出来るだけ色んな所に目を向けてみようと思いました。
さて、どうでしたでしょうか?




摩耶ケーブルから六甲ケーブル
 
王子公園前の県道?の街路に目立つ花が、何でしょうか?
 
王子公園脇の記念碑
阪急王子公園駅で下車。王子公園周辺の見ていないだろう(?)箇所を覗いてみます。
「王子公園は流石に人気が高く、この時間(12時前)でも入場者の行列が出来ています。お子さん連れが多いですね」

初めて(恐らく?!)入場しようかと思ってきましたが、
この混雑ではpassです

「パンダが(王子公園にも)居るのをご存じなのですネ!」

王子公園の競技場ではアメフトの試合が、KG(関西学院)の試合?
 
公園の一番北の端には球技場が、バレーボールの試合でした
競技場ではアメフトの試合が行われていました。
正面に巨大な、関西学院の垂れ幕が掲げられています。
今回の試合は、関学とのリーグ戦でしょうか?
関学カラーの青の上下と、白の上下の選手たちがきびきびと動いています。

「イヤー、なんぼひっくり返っても、若さには勝てません。
瞬発力が有り、危機に対処できる判断力の源ですね!」

しかし、ないものねだりは駄目ですよ。
今ある資源(体力、知力)で頑張らなくっちゃ!
基本に忠実が大事です。

摩耶山ケーブルの山頂駅
 
摩耶山ロープウエイの「虹の駅」ケーブル駅の直ぐ上だ
神戸高校の裏から登り始めますが、この辺りの住宅地は
なかなか大変です。狭くて急な道に沿って、家が並んでいます。
幾度かの急登、緩傾斜を乗り越え、漸く五鬼城展望公園に到着しました。

時間的にそうなのか?
下りのハイカーが数多く行き違います。
「この人たちは皆さんお元気です。
若いハイカーの方が多いのは、(将来的に)安心です」


なんせ巷で言われている「少子高齢化」に打つ術なしとされていますから?!

杣谷峠、今日は遅いので?ひっそりしている
 
前回と違って、、綺麗に改修工事がされていました。DW脇の遊歩道
今日の摩耶山頂は、異様な多さのハイカー集団に埋め尽くされてます。中学生の野外活動のグループもおられました。
聞くと、
「鷹取中学」の由。
高取山でなく、こちらまで足を運ばれるのですね。

先を急ぐのと、混雑にいい加減嫌気がさしたので、
早々に下山口に向かいます。
「それにしても、此処(掬星台)から見えますが、(下山口の前ヶ辻まで)結構遠いですよね!」

鮮やかな朱色の鳥居が印象的だ、今回初めて入りました
 
六甲ロープウエイの土台、今では遺跡だ
アイスロードは前ヶ辻から下ります。
六甲山のため池で採った天然氷を(大八車で)降ろしたのが、
その名前の由来です。

家庭に冷蔵庫が普及してなかった頃の話です。

「他の登山道と比べて、平均斜度は緩いようですね。
実際に、階段状のところは、数箇所しかありません」


最後のドライブ上に出る前の橋の袂に、昔、営業して居ながら、
戦時中の
「鉄材供出」(なんて馬鹿な政策だったのか!?
こんな付け焼刃政策で戦争が継続できるわけがない!)

で、止むなく撤去、破壊された
「六甲山ロープウエイ」の遺跡がありました。

「いやー、此処がそうだとは、初めて気が付きました。
何度も直ぐ傍を通っているのに気づかなかったのですね。下から登ってくると気づかないのでしょうね」
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