芦屋川 地獄谷から風吹岩経由で荒地山 
      
by カランクルン&たなべ 合同

 
カランクルンとたなべの合同ハイキングは、六甲芦屋川周辺の
軽いバリエ、ーションルートに出かけました。
Bergenからの前日の急な呼び掛けにも拘らず、参加者は3名。
久しぶりの地獄谷でした。
その他のルートも初めて踏破するコースでした。
新鮮でしたが、最後に試練が!さて何でしょうか?

 
今回の行程
2022年 4月23 日     同行者:NK,YH&Bergen  

芦屋の八幡神社、阪急線の直ぐ脇にある

今回は、芦屋川周辺のこじんまりした周回のハイキングです。
前日での呼びかけながら、「たなべハイク」から、YH,NKの両氏に
ご参加頂けた。

「一人よりは、多人数の方が楽しいのに決まってます」

高座の滝

今日は、週間予想と異なり、この上もない好天に恵まれました
山々の新緑が眩しいです。

地獄谷、入り口に巨大な石の壁が!


先ずは高座の滝から、RG中央稜道と分かれて、
左の河原に降ります。
大勢のパーティーが入渓されるようです。

「アイゼン練習で入られるパーティーが多いようですね。
新人のGW山行訓練ですか?
それにしても大パーティーです」


昔に比べると、この谷に入渓される(しかも、風吹岩まで直登される)
パーティーが多いようです。

滝を登るYHさん

所々、一見すると難しそうな滝もあるが、
概ねしっかりした踏み跡が着けられている。
躊躇なくそれを辿る。

結構立派な2段の滝が、左を高巻きしたが


途中で巨大な堰堤が出てくるが、この手前で右の尾根を経由すると
例のA,B懸垂岩、ピラーロック(「万物相」)に出てくる。
今回は、まっすぐに進んで堰堤を右から越す。

途中で2段の滝が出てきたが、下から見ると上段が直登不能
のように見えたので、左の高巻きで越す。
しっかりとした岩棚があり、安心して高巻けたが
 
風吹岩、かなりの賑わいだ


途中で追い越された2人パーティと話すと、
「高巻きなどしていない」
という。
「1段目を越すと、2段目は右から簡単に越せる」由。

半信半疑だったが、記録を確認すると、その通りだった。
「術前(?)チェックと、現地での確認不足ですね。
再挑戦しなければなるまい!」


兎にも角にも、先行氏のアシストもあって、無事に風吹岩に到着。
矢張り大勢の人たちで溢れています。
 
荒地山にて、YHさんとNKさん(右)


早々に荒地山に向かいます。
「此処で、標識の通りに荒地山に向かいましたが、
どうも手前の分岐を進んだようです。


「通りで景色が違うし、今まで見なかった『湧き水』もみれました!」

道間違いにも、メリット(?!)があるようです。
 
コバノミツバツツジも満開


荒地山からの下降路は、何時もの「荒地山北コース」でなく、
途中から南に分岐する(勿論、標識は無し)
「道畔谷北尾根コース」を下ります。
途中で不明な所もありますが、概ねよく踏まれた道です。

「でも、殆どが急な岩尾根と考えた方が良いでしょうね!」

段差が大きく、上り下りも多く、大概疲れる道です!
 
芦屋川右岸道、陽明水

漸く道畔谷の出合に降りてきますと、此処からは「芦屋川右岸新道」を下ります。
前回、SAさんと芦有ゲートから下った際に
、生半可でない上り下りに辟易とした記憶がありました。
でも、此処からの下りは、(屈曲は数多くありますが)軽いようです。

「陽明水」を過ぎますと、「もう、後は楽勝?!」と言った雰囲気でしたが、
例によって、
「好事魔多し!」

”カニの横這い”?!を進NKさん


紆余曲折を重ねて、最後は左岸に渡り、造成中の斜面をよじ登ります。

下った、道畔谷北尾根


左岸から見上げてみますと、降りてきた「道畔谷北尾根」が、
くっきりと見えていました。

今回は、結果的に(!)新しいルートを踏破出来ました。
「皆さんのご協力で、チャレンジングで創造的な山行が
楽しく出来たのを、喜びとし、感謝します」

関連のHpより引用した地形図

関電の巡視路を経て、城山から鷹尾山に至る稜線に登り返すか、
南の(X)地点(或いは、その前の赤破線と黒破線の分岐点)
付近での検証が必要だ。
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