台高、高見山霧氷ハイキング(のはずだった?) by カランクルン 
   2022年2月26日 参加者:HT(L)、IK&Bergen

この週末は日曜日の「のんびりハイキング」の予定(IHさんの、山口からの久しぶりの参加もあり)が決まっていて、金曜日はお休みの予定でした。
日曜日(京都西山ハイキング)は初めてのコースでガイドも兼ねており、用意に奔走された。

ところが、先週お流れになったカランクルンの例会が、1週間遅れて金曜日に行われるらしい。
HTさんが足を用意してくれるらしく、AT,IKさんも参加されるらしい。
此処で一念発起して申し込み。
金曜日は帰りが遅いので用意が大変なのだが、何とか間に合わせたのだ!

 
山頂付近から南を眺める、左の檜塚奥峰から、中央に明神岳、薊岳、右に遠く大峰の大普賢岳、稲村岳
 
国道から分かれて、三重県側から大峠に向かう、日陰の道は凍結路だ!


ところが当日の朝、いきなりのATさんのキャンセル表明!
止むなく、残り3名で(「寂しーい!」です)HTさん宅を定刻に出発。
一路、高見山に向かうが、「登山口を何処にするか?」

一時佐杉峠に向かう(危うげな)林道を詰めたが、余りの距離の長さに断念。
平野からの北尾根も、却下。
迷走しかけたが、大峠からか?登山口からか?の選択肢が残った。

誰が言うともなく
「もう、この際、お手軽でも何でも、大峠から登りましょう」
かくして、凍結した恐怖の道を辿る羽目になりました。
 
大峠から高見山に向かう、この鳥居は低すぎて頭をぶつける


「漸く大峠登山口に到着です。結構、多くの車が停まってますね。
高見山の登山口からなら(以前にも登りましたが)結構な水平距離と標高差がありますが、此処からなら急ですが短い道をひたすら登るだけです。
昔、家族で来て、奥さんは途中でリタイヤしたので、娘2人と登った記憶が蘇ります」


駐車場自体は雪で覆われていますが、登山道は土が出た階段です。

木が疎林になると頂上は近い


このコースは途中で傾斜の緩くなるプラトーがあるのですが、その前後はかなりの急傾斜です。
登山道の雪解けも始まっていますが、未だしっかりと雪に覆われています。
迷うことなくアイゼンを装着します。

「今回購入した6本爪のアイゼンは、脱着がとて簡単で、しかもよく効きます。
軽量で、値段も安く、なかなかの優れものです。
購入して正解でした」

北からの縦走路と合流すると、頂上のお社に向かう雪稜だ

登るにつれて視界が広がり、
北、南の山並みが見えてきます。
本当に、素晴らしい好天に恵まれました。
山頂付近は雪質も良く、アイゼンが良く効きます。
快適な登行でした。
 
頂上の神社にて、IKさん(左)とLの,HTさん
 
IKさん(左)とBergen

山頂に群がる人たち

山頂直下で昼食を摂り、山座同定に励みます。
「ふむ、スマホの山座同定ソフトを入れて、同定している方がいますね。
あれを聞くと、我々のアナログ同定も、満更間違ってませんね」


何やらほっとする心地がしました。何でも機械で左右され過ぎると、人間力が落ちますから。

山頂から南の山並み

ここまでアナログで同定できるのも、今まで数多くの山々に登って、互いを眺めてきたためだと言える。もっとも、山の形を記憶するのは、形態認識力の差もあるだろう
「何事も、合理的に判が基本ですね!」

大峠の石碑

駐車場で装備を外して見回ってみますと、立派な石碑がありました。
何やら歌が刻まれているようです



歌碑の説明、江戸k時代の国学者、本居宣長の歌


その横の解説板を見ますと、
なんと!江戸時代の国学者、「本居宣長」の歌碑の由。
こんな峠で詠まれたというから、色々と旅をされていたのでしょう
。意外な一面を発見しました。
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