京都滋賀  比叡山横断、近江舞子(泊) 山科疎水ツアー by たなべハイク
 
たなべハイクの年初カニツアーが中止になった代わりに、比叡山越えのお泊まりハイキングに変更。
参加者は12名。久しぶりの比叡山でした。
翌日はこれも久しぶりの山科疎水でした。
途中で雨模様も、楽しい時間が持てました。

2022年2月12〜13日     同行者:NK,MA,O,S,Apair,YS,MM,YC、YH,M&Bergen  
堂満岳

今日はたなべハイクのお泊りハイキング。
Bergenが参加するのは初めてです。

今回の目的地は比叡山、京都から大津への横断行です。
この時期、積雪は如何でしょうか?
アイゼンの要否がLINEで議論されていました。

何事も「備えあれば憂いなし」
しかしまた、「過ぎたるはなお、及ばざるがごとし」とも

それを補うのが人智でしょう。
これからも、「考えることを止めない存在」であり続けましょう。
  2月12日:雲母坂から比叡山越え近江舞子へ

修学院離宮正門


今回は比叡山の横断ハイキング!
京都は修学院、雲母坂から登ります。
修学院離宮の前には、早朝から警備の方が詰めておられました。
「仕事とはいえ、ご苦労様です」

犬の散歩や早朝のジョギング、朝方のお散歩など、結構な人の行き交いがあります。

音羽川を渡り雲母坂へ

今日も、好天に恵まれました
皆さんの歩みも軽やかです。

バイクのお兄さんたち、今から下りだと


雲母坂は本当に久しぶりです。
昔と違い、色んな楽しみがあるようです。
この方たちはマウンテンバイクですが、トレランの集団も多いです。

手前に宝が池、岩倉の街並み、遠くに愛宕山が雪を被ってます


南を見ると、太陽が輝いています。
所々で、京都の街並みが見られます。


帯状に薙ぎ倒された杉林

台風による倒木は、比叡山の林も例外でなかったようです。
帯状に倒木帯、枯死林が見られます。
 この辺りは雪も多い、ロープウエイの下を行く、MAさん

暫く進みますと、積雪が見られ始めました。
「北面なので、残雪が多いのでしょうね!」
 
今日は此処で昼食です、本来は暖房完備の休憩所だったが?


本来なら比叡山延暦寺の、暖房の利いた休憩所で昼食の予定でした。
しかし、今日はこの平地で頂きます。
「風もないし、日差しも柔らかなので、良い昼食場所ですよ!」
 
延暦寺参りには雪が似合う?


昼食後は延暦寺の脇を(決してお寺は覗かない?払うものを払っていないので遠慮?)通り抜けます。
所により、積雪量はかなりの深さになります。
 
延暦寺の建物

とは言え、どうしても目に入ってきますし、トイレも利用させて頂かなくてはなりません(神聖な霊場を汚染してはいけません!)
否が応でも、関わり合いは避けれません。

「いやー、何時も思いますが、こんな山中に大伽藍!
歴史の重みを深く感じます」

坂本からの表参道を下る皆さん


最後は例によって、坂本からの本道(表登山口?)とも思えないような
下りを行きます。

琵琶湖と遠くに伊吹山、対岸は近江八幡の湖岸アルプスと沖の島


山頂近くでも見えていましたが、白銀に輝く伊吹山が秀麗です。
坂本のソバ屋「日吉そば」

最後の最後まで、急な坂道が続いた下りでした。
今夜は近江舞子のホテルに宿泊です。
  2月13日:三井寺から小関越え山科へ    

三井寺(園城寺)正面

昨夜は何ということもなく(何を期待していたのか?MMさん!)皆さん熟眠?。
今日は、三井寺から小関越経由で疎水を下る旅です。
 
長等神社

JR大津京駅で下車、三井寺(園城寺)を目指します。
途中で、大津市役所の前を通ります。
「京都に20年以上いましたが、大津市役所を見たのは初めて?」
旧館はコンクリート打ちっぱなし、新館はタイル張りの、
円柱が印象的な建物です。
未明に神長等神社

三井寺からは疎水入り口まで歴史的建築物のオンパレードです。ここが長等神社ですね。

「鮮やかな門です。境内では焚火ですか?
もう正月の左義長の時期でもないですものね」
 
小関越え、峠のお社


小関越は、本道の東海道、逢坂の関を大関と言ったので粉名前が付いた由。
この下を疎水の第一トンネルが通っています。
 
下りにかかります


峠を越しますと、道幅は急に細くなり、本来の峠道に戻ります。
(登り、琵琶湖側は住宅もあり立派な、2車線の車道である)
 
山科疎水

再度、疎水に合流。
「もう少しすると桜が綺麗でしょうが、今は春の息吹を少しでも感じましょう」
inserted by FC2 system