京都西山トレール、松尾山から烏ケ岳、保津峡ハイキング by のんびり&たなべ
 
山口に住むIHさんが大阪に一時帰郷するので、その歓迎ハイキングをMMさんの呼びかけで計画。
以前にやり残した京都西山トレールを、松尾山からさらに北の烏ケ岳、山上ケ峰を経由して保津峡に下る計画を立てた。
のんびりの懐かしいTさん夫婦やNさんとそのお友達のYさん、更にたなべの常連の元気印の皆さんも交え、清々しい天候の中、楽しい交流が出来ました。

2022年2月27日     同行者:のんびりハイキング、たなべハイクの皆さんとBergen、総勢12名 9:20阪急上桂駅…松尾山…12:20烏ケ岳(昼食)…15:00トロッコ保津峡駅…16:00JR保津峡駅=JR嵯峨嵐山駅…阪急嵐山駅

青山音楽堂


今回はbergenが以前にやり残した、京都西山トレールの南端、松尾山周辺、嵐山の裏山(小倉山からすれば対岸”の火”ーなんのこっちゃ?)を巡る旅である。

「なんともはや、個人的な発想で計画するお方ですね!
信じられない?」


出発点は阪急電車の嵐山線上桂駅、今回は合同山行ともあって、
大勢の方が参加されました。
 
西芳寺(苔寺)の巨木

最初は時雨模様だったお空も、次第に好天に!
このコースは西芳寺(「苔寺」)の脇を通りますが、その参道(?)には、
色々と歴史的な遺跡や瀟洒な数寄屋造りのお家が立ち並びます。
「この近辺を歩くのは、長い人生と言えども
、全く初めての経験ですね」

人生何でも、数多く経験するのがよろしい。

山ノ神


苔寺と離れますと、松尾山林道に沿った道です。両側は竹林ですが、手入れしてあったり伸び放題など、様々です。
「人生に似ていますね?」
先を急ぎますと、右手に大きな石碑が。
「これが『山ノ神』の石碑ですね」

トレールコースの入り口、立派な案内板がある


山ノ神のすぐ脇に竹林の中を登る道が見えていましたが、
IHさんのGPS(スマホのソフト)で確認すると、もう少し先のようです。
「危なく間違った道(竹林の管理道?)に入るところでしたね。
ここ!と言う時に役に立ってくれます。有難いことです」


嵐山から渡月橋、嵯峨野を見下ろす
手前は猿山(「嵐山モンキーパーク いわたやま」)


暫く進みますと、嵐山の景色が見えてきました。
渡月橋が小さく見えています。
桂川の北に広がる嵐山、嵯峨野は結構広大なことがよく分かります。

今回は松尾山、烏ケ岳経由で保津峡を目指します。
松尾山には、嵐山の十輪寺からの道が到達します。
「これが西山トレールの終点ですよね」

松尾山で無くなる京都トレールの標識には、
「保津峡には通行止め」の表示が。
 
林道への分岐点で、此処から山上ケ峰への登りになる
(P1)

それでも、烏ケ岳までは、倒木に悩まされながらも、立派な登山道が続いています。また行きかう登山者(殊に「トレラン」のパーティー)も多いです。

烏ケ岳は、風も避けれて、格好の昼食場所でした。
「所々にある、小さな手作りの標識が役に立ってくれますね」
 
ロータリー、此処から右の小道を下って行く
(P2)

今回のコースの最高点(勿論、頂上には寄らず)
「山上ケ峰」を過ぎますと、
まもなくロータリ-です。
「此処は、登山口の『松尾林道』の続きの『西芳寺川林道』の終点です。
ここまでの途中で行き違ったライダーが言っていた『ロータリ』とは、
此処の地点ですね」

地形図と参照すると、道を間違えていないのを確信。
ロータリー脇の小径を下りますが、地形塚ら予想されるように、大変な急坂です。
 
下り道は急傾斜になり、倒木が行く手を塞ぐ


初参加のYさんには少し厳しかった?
どうも、下り慣れないのと、ストックが少し短いようでバランスが
取りにくかったようです。

下山後にMMさんが注意されていましたが、
「それは『遅い!』と云うもの!」
アドバイスはその時に!

たなべの方々は、流石に足並みが揃ってお出でです。

暫く土手の上を歩きます、先頭はYSさん

道を下りますと、下に保津川の流れと鉄道のレール(単線)が見えてきます。
「旧 山陰線の線路です。
現在では、嵐山トロッコ列車(『嵯峨野観光鉄道』と言うらしい)の線路です」


廃線(ではないか?)と言えども鉄道の活気がないので不審に思っていたら、現在は運休中で、3月1日から再開されるらしい。

どうも運休中のようです、よく見ると3月1日から運転再開と


駅の京都よりには、何やら点検用(?)の車両が置かれている。

これは(開業前の)点検車?

よく分かりませんが、4客ほどの黄色のプラスチックシート(間にあるのは発動機?)と後方にベンチシートがあります。
調べて見ましょう。


トロッコ保津峡駅では、信楽焼の狸さんが大勢でお出迎え

閑散としていますが、信楽焼の大小多数の狸たちがお出迎えです。

対岸の道に吊橋で渡ります

たなべの皆さんは、トロッコ駅から嵐山まで、歩いて帰ると考えていたようです。
「以前にそのような体験があったようですが、此処は保津峡駅まで戻る一手ですよ」


下った尾根を見上げます

落合から六丁峠を経て(小倉山、鳥居本の何れを経由しても)、
嵐山まで2時間かかります。

「Bergenは、文明の利器を利用するのが得意なのだ!」
(実は、横着なだけ!ーははは!ばれましたか)

JR保津峡駅近くから降りてきた尾根を見ますと、
とんでもない傾斜だったのが納得です。

松尾山から烏ケ岳、山上ケ峰を経由して保津峡へ

P1は烏ケ岳より山上ケ峰に向かう最低鞍部(松尾谷への道が分岐)、P2はロータリーで谷からの林道がロータリーを作っている。

「まあ、(初めてのコースにしては)道間違えも事故もなく、
皆さん無事に下山できたので良かったです」
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