白馬、栂池&放山スキーツアー by KMSC
 
KMSCの年初スキーツアーは、再度「白馬、栂池高原スキー場」周辺に遠征。
参加者は4名。コンパクトなツアーでしたが、IさんはJANの「雪崩講習会」に参加。
更に積雪量が増し、予想以上の良コンディションでしたが、矢張り重い雪に悩まされました。

2022年1月7〜10日     同行者:WY,F,I&Bergen  *写真提供 WYさん(L)
 1月8日:白馬47スキー場…地蔵の頭ー小遠見手前の峰(滑降)

白馬47駐車場より八方尾根の上部、、積雪は十分のようだ


今回は白馬47スキー場から村尾根を滑降予定。
勿論、雪と体調次第である。
 
リフト上部より五竜岳

この上もない好天に恵まれました。山々の新雪が眩しいです。

遠見尾根、地蔵の頭
、巨大なケルンが迎えてくれる

先ずはリフト終点から地蔵の頭に登ります。
此処はトラバースしてpassしてもも良いのですが、
ピークを踏むのが隊長のたっての希望です。

遠見尾根より南を眺める、手前は鹿島槍東尾根?


南を見ると、太陽が輝いています。
所により、「ダイヤモンドダスト」も見えました。
小遠見山を見上げる、先行するパーティ

遠見尾根はその名の通り、延々と屈曲しながら
高度を上げて行きます。
 
左に地蔵の頭、遥か下に八方の町


上から見下ろすと、トレースに沿って列が出来ます。
「ペースが遅いので、先を譲りましょう」
 
村尾根分岐部付近


Bergen、寝てないと、
「疲れます!」
 
遠くに高妻山、妙高


Bergenは小遠見山の手前のピークまでで終了。
後は遠見尾根を下ります。
村尾根はPASSします。
 
村尾根の滑降、Fさん

今回入会されたFさんはまだ20代、経験も豊富のようだ。
「カッコいいですね。若さがエネルギッシュにでています」

村尾根を下るWYさん

村尾根の急斜面で、Fさん
栂池地形図
1月9日:栂池高原スキー場…天狗原ー鵯峰(滑降)

栂池高原ゴンドラ終点出発…天狗原手前ー(滑降)ー成城小屋…鵯峰ースキー場
今日は栂池高原スキー場ゴンドラ終点から、天狗原を目指します。
滑走の後は鵯のコルに移動。東面を滑降したのち、
鵯から早稲田小屋に降りました。

遠くに天狗原方面

天狗原の手前で東に移動。
シール外して(”煙草の煙”ではない!)滑走準備です。
 
新雪を下るFさん
未明に神戸を出発。安曇Bergenは少し迫力不足?でも何とかターンも決まりました

「年末に比べて、雪は結構多くなりましたですね。
この分だと、今シーズンは暫く滑れそうです」
 1月10日:シャルマン火打スキー場…放山ー放山SC
最後の日は大渚山の予定でしたが、悪天候の予想?
結局、シャルマン火打スキー場から放山のSC(サイドカントリー)に
結局、予想外の好天で、焼山溶岩台地の雄大な景観が目の前に。


火打山と焼山(右)
 
焼山、東の峰から煙が
 
最後の登りです。天気も良いのでシャツ姿です
 
放山山頂にて、左からF,Bergen,Iの各人
 
途中で進路の確認、こまめな休憩も必要
 
樹間を滑走するBergen
 
Iさん、鮮やかなカラーで決めてます
 
暫し休憩、BergenとIさん(右)
山頂からの滑り出しの最初こそ良い雪でしたが、
次第に重くなりターンに苦労。

途中で追い抜いてきたソロのスキーヤー、その上手いこと!
「流石です。
此処をソロで滑走するのもリスクありますから(届は出しているだろうが、遭難時の連絡が?)。
よほどの自信がなければ、ソロで行く気になりません」

勿論、この年になってもリスクを恐れてはいけないが、
冷静な判断も必要である。

それにしても、北面のゲレンデは、カリカリの雪でした。
「これは苦労します。力技で滑降ですね!」
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