金剛山 清掃ハイキング by カランクルン
2021年6月6日()     同行者:カランクルン会員の皆さん&Bergen 関西ハイキングクラブ:総勢9名

カランクルンの清掃ハイキングです。
今年はコロナ禍の影響で、労山行事でなく、個々の会での、自発的な(?)行事です。
その加減か?参加者は少なく、聊か寂しい山行でした。


分岐点でスマホに地図をDRする,KKさん
阪急神崎川駅でKK号にpick-upして頂き、阪神高速から309号線で一路金剛山に向かう。
「金剛登山口」(此処が集合場所だった!)を過ぎ、百辻駐車場で下車。
雨上がりで、空気がシットリとしています。

「それにつけても、久しぶりの金剛山です」
伏見峠に向かう林道途中の、「大栃」付近から左の尾根道に取り付きます。
ここからはいきなりの急登で喘ぎます。

文殊尾根、途中のお守り?
やがて傾斜も緩やかになりますと、路端にお守りの標識です。
「急傾斜を過ぎて、ほっとした所にあるのは憎い演出?ですね。一息つきたいですが、尾根に合流するまで先を行きましょう。
もっとも、集合時間は山頂に12:30ですからかなり待たないといけませんね」

新緑の林の木漏れ日が奇麗です
尾根に突き上げると、山肌を縫うよう、木の根が露出した登山道が伸びてゆく。
所々で行先不明?の、登山地図にも載っていない脇道が交差、分岐する。
そうこうしているうちに、右から幅広い道が合流する。
「寺谷からの道と『金剛山遊歩道』ですね。、結構、大勢の方がいらしてます。
小さなお子さんを連れてきてる方も多いですね」

文殊岩屋、巨石がご神体

群馬のSさんではないですが、
「折角ですから!」、ついでに時間も有り余っているので、文殊岩屋も訪問します。

巨石が信仰の対象となるのはよくあることなのでしょうが、此処もその例外ではないようです。
「なかなか厳かな雰囲気が漂っています」

信仰に縁のない(?!)Bergenも、暫し頭を下げて祈ります。
「何をお祈りしとるのだか?」
まあ、たわいもないことです。

福石
またまた、折角ですから、葛城岳山頂まで脚を延ばします。
「金剛山山頂の土地は、殆どが葛城家のもののようです。行き違った登山者の方から教えて頂きました。山頂こそ神域で立ち入り禁止ですが、鬱蒼とした松の巨木が映えますね。荘厳な気持にさせて頂ける場所です!」

山頂広場の人出は多い!
「葛城岳山頂を周って山頂広場に帰ってきましたが、此処で皆さんが上がってこられるのを待ちましょう。
『千早本道』の尾根沿いの道は階段ばかりですが、整備された楽な登りですよね」
(半面、面白みのないコースである)

KKさんが地形図を見て、集合場所を再度、確認されます。
「間違えて言うのもなんですが、本道を来なくて良かったです

”葛城さん”のお家?!
「この古い、旧制高校の寮のような建物は何でしょうか?」
近寄って見てみますと、「葛城」の表札が!
「なるほど、ここがお家なのですね。
途中にも代々の墓所の立派な区画がありました。
ずっと管理されて来られたのですね」


予想以上に時間がかかりましたが、HTさんと関西ハイキングクラブの方々が定刻に到着しました。
今回のL.で世話人のAさんはゆっくりと登っておいでとの話です。

広場より富田林、六甲方面の遠望
山頂広場は、正午になりますとライブカメラに画像が映るので、大勢の皆さんが立っておいでです。
各々、好きなポーズでカメラに映ってお出ででした。
「雲が切れて、富田林や大阪方面が見えてきました。
奥の稜線は六甲の山並みですね。
昨日は六甲から金剛山を見たので、今日は逆の景色です。
人生は、なかなか不思議で面白いですね」
山頂広場にAさんが漸く到着。食事を済まされると、此処で解散です。下りは、「寺谷」経由です。

「登山道はよく整備されています。しかし、渡渉やややリスキーな巻き道、岩場などもあり、成程!破線(難路)かな?という道です」
しかも、急な下りは半端でないです。
金剛山の穴場的コースです。


最後に、沢沿いの道を下ると、何故か?登り初めの階段道に合流!「何処で(沢道と尾根道!)分岐していたのか?次回の検証山行の課題ですね!」
また金剛山に来る課題が出来ました。それは続報で!
分岐点入り口の道標
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