六甲 五助山ハイキング 10:45渦森台…(天狗尾根南尾根)…12:30六甲ガーデンパレス…13:30五助山… 14:20五助ダム…15:00白鶴美術館
2021年4月25日(日)     単独行
今回の「六甲ハイキング」は、「天狗岩南尾根ーストック、テルモス捜索」
の、予定でした。
だが、草も生え茂っております。
あまつさえ前回の登ったルートもよく分からず。結局は登山道から天狗尾根南尾根に合流する体たらくでした。でも、今回の主目標は、五助山でした。
 
稜線近くでは、ミツバツツジの花が咲き盛っていました
神戸市バス 渦森台BSで下車、西谷川の登山口に移動します。
「前回の捜索隊では、西谷川を左岸に渡り、そこから左岸沿いに堰堤を越し、暫く進んで右の斜面に取り着いていましたね。
今回は、堰堤を越さずに、すぐ斜面に取り付いてみます」


急峻な踏み跡の中を登って行きますと、なんということでしょう!
立派な登山道(西谷川と天狗岩南尾根を結ぶ、ジグザグの連絡ルート!)に出てしまいました。
「下の植生も凄く伸びているので、今回の捜索は潔く諦めます。
実際問題として、もうgive-upした方が良いですね」

先日、諦めたはずなのに、往生際が悪いのは(性格上)仕方ありませんね!

五助尾根の下降点のクマザサ林
兎にも角にも天狗岩を目指します。
天候が良い加減か?
コロナ禍騒ぎの中でも、ハイキングの家族連れは大勢です。

ガーデンパレスでは、観光客の皆さんも大勢出てお出でです。
Bergenは11時前からの登山開始ですから、もう既に12時30分です。
今回の下りコースは、五助尾根から五助山です。

「前回、鬼ヶ島からの下りの際は日和見してこのルートを避けました
(http://bergen1948.web.fc2.com/2103onigashima.htm)が、
今日は天候の心配もないので安心して下ってみます」

クマザサに覆われた分岐点からは、痩せ尾根の急な下りが始まります。
結構急な下りが続きます。
漸く地図上の屈曲点(?)に到着。ここで、少し左の尾根に向かいます。
「此処からも、急な下りのオンパレードですネ。
登りはまだましでしょうが、下りは細かい砂で滑りそうです。痩せ尾根で両側も切れ落ちているので、一秒たりとも気が抜けません。
でも、登頂を目的とすれば、結構変化に富んで、ルートファインディングを楽しめる好ルートでしょう?!」

五助山、Bergen
やがて地図上の、「転換点注意」地点に。
「左手に登りの踏み跡があり、どうもその先の顕著なピークに向かってるようです」
左のピークは明らかに主稜線(五助尾根)の東方に派生している尾根上です。地形図ではしっかりしたピークです。
方角からしても、主稜線ではありません。
「でも、下から登ってくると、一旦降る主稜線より、(登りが続く)こちらの尾根に入りそうですね?」

此処からも、痩せ尾根と急な上り下りが連続します。
最後に、最高峰を背中に見上げるように、五助山の山頂に到着しました。狭いながらも落ち着いた4等三角点のピークは、ほっと落ち着かせてくれます。

五助山 三角点
さて、最後の下りです。
概ね稜線上を下りますが、途中で右側(西面)に大崩壊地が出てきました。
ここで、稜線上は廃道?左の斜面に踏み跡があります。
「いやー、最後は谷筋を下るのですね。まるで、天望山の出だしのようですね。傾斜が急ながらも、何とか岩伝いに下れますよ」
大崩壊地
 
五助尾根末端の踏み跡
 
やがて、住吉川本流(と言っても、五助堰堤の砂だまりなので、流れは緩く細い)に出会います。
「イヤー、五助尾根は、短いながらも、充実した楽しいコースでしたね。次回は登りにトライですね」


五助ダムのすぐ上の、五助谷の分岐点のすぐ上流に(旧道?前回此処から登った?)登山口の踏み跡があるようです。
 
阪神大水害紀念碑
 五助ダムからは沢沿いに下って、どんどんと高度を下げて行きます。
最後は西谷川に合流しました。
此処には、何時もの「阪神大水害紀念碑(昭和13年)」があります。
「げに自然災害(地震、津波、雷、洪水、台風など)は数限りなく(殊に近年頻発ー地球温暖化の結果?)襲われてきました。
感染症の爆発には(殊に日本は?!)無頓着でしたね?
気になる疑問を投げかけてくれます!」
此処から白鶴美術館まで歩きます。
直ぐですが、道路を渡らねばなりません。
落合橋です。

白鶴美術館の向かい、
住吉川の渡渉点には、補強された(?!)立派な橋が掛けられていました。
「あらまあ、有難う御座いました」
今までオッかな吃驚、渡って来ましたが、これからは安心です。
住吉川の橋、補強されている
inserted by FC2 system