六甲 高取山 せっかち(!?)ハイキング | 14:00 禅昌寺登山口(南尾根東コース)…15:00高取山…16:00高取山1丁目 |
2021年3月15日(月) 単独行 | |
今回の「平日せっかちハイキング」(短い空き時間を利用しての、「六甲山麓ハイキング」)」は、13日に引き続く六甲縦走路の、 「高取山ハイキング」です。 JR鷹取駅で下車、山側に移動します。 「すぐ裏に高取山が聳えていますが、縦走路の東西コース以外に登山道はあるのでしょうかね?」 今回は地形図で辺りをつけて、南の急峻な住宅街の中を登って行きます。地形図には(登山道らしき記載は)ないのですが、 「毎日登山の盛んな山ですから、色んなルートがあるはずです」 先日、山スキーをご一緒したYAさんもこの辺りにお住まいですが、月に1回は登られる由。探していますと、登り詰めた住宅の直ぐ脇に踏み跡がありました。 入口にはチェーンが!、余りウエルカムでなさそうな雰囲気?です。 (詳しい場所は?記録が) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-710652.html 登るに従い、踏み跡はしっかりしてきます。 「道は間違えてなさそう?!」 何分にも急傾斜です。 芽生え始めたミツバツツジの花が励ましてくれているようです。 |
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高取山 禅昌寺南尾根?ミツバツツジの花が咲き始めていました | |
記録を調べると、此処は「南尾根東コース」と言うらしいです。 昼からの登山開始ですから、もう既に14時30分です。 今回のコースは、高取山1丁目に下ります。 平日で遅い時間なので、登山者は余り居られないようです。 「今日は天候の心配はないので安心しています」 幾度かコルらしき地形を越え、次第に全山縦走路に近づきます。 同時に、最後は結構急な登りが続きます。 「簡単な稜線登り(標高 約320m、標高差250mくらい)だと思っていましたが、なかなか結構登り応えと山深さも感じられますね」 簡単に見える道のりこそ、心して掛からねばならないもののようです。 |
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禅昌寺南尾根?途中のコル | |
漸く縦走路に到着。 何時も思いますが、 「登山とは結果がはっきりしたスポーツですよね。 登頂を目的とすれば、出来たか出来なかったが問題です。 直ぐ近くまで来ていても、それは登頂と見なされない、非情のスポーツです(なんちゃって!大層なこと言っちゃって?!)。 でも、アベレージ登山者にとって、山歩きのプロセスを楽しめば良いのです。悲壮な覚悟は似合いません」 これはあくまでもBergenの考えで、topathleteはそうもいきません。日々鍛錬と入山すれば常時戦場!の世界なのは間違いありません。 |
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高取山、「荒熊さん」からの眺望図 | |
高取山の山頂は2つのピークからなり、東の峰がやや高い。 六甲全山縦走のコースですからしっかりと整備されており、途中は神社の境内です。 西の峰(此処には三角点があったが、現在は直ぐ下の広場に移設されている)から東の峰の美しい佇まいは、目を楽しませてくれます。 「ここから直ぐでしょうが、結構東西に長いピークなのですね。 主稜線になると、流石に登られる方も多いですね」 |
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高取山 本峰を望む | |
本峰にお参りの後、下界の眺めが素晴らしい石垣の前を通ります。 ここで暫し休憩です。 「いやー、今日は素晴らしい景色ですね。 短いながらも、充実した楽しいハイキングでしたね」 下りは「全山縦走路」(丸山、鵯越方面に下ります)から分かれて、南東に下ります。 |
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本峰より長田の市街を俯瞰する | |
途中で谷筋の道になったり、小尾根を乗越して隣の沢沿いに下ったりして、どんどんと高度を下げて行きます。 最後は「高神滝」に合流しましが、殆ど水がありません。 家々の尾根が見えだしますと、登山道も終了です。 これもまた急な斜面に建てられた家々を縫う下りは、しっかりした舗装路です。 「ここは典型的な神戸の急傾斜地の住宅風景です。 災害時の備えは如何ですかね?震災時の被害はなかったの?気になる疑問を投げかけてくれます!」 まあ、此処からJRの駅まで、気長に歩きましょう。 地下鉄や神戸高速線の駅もありますが、直通で帰れるのはJRですから。結局、兵庫駅まで歩く次第になりました。 「あらまあ、お疲れさまでした」 神戸駅を目指しましたが、左下肢痛で途中リタイアでした。 残念です。 |
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本峰への石段 |