福井、荒島岳スキーツアー
2021年2月19〜20日     同行者:NH,WY、NT
訪問先  荒島岳
2月19日:出発
深夜に南条SAで仮眠。福井ICを出て、地道を大野から旧勝原スキー場跡へ。
2月20日:荒島岳 シャクナゲ平ー一のカラ谷(滑降)

7:00登山口出発…9:00シャクナゲ平9:30…10:00小荒島岳…11:00登山口駐車場
 
荒島岳は雪山登山としては百名山のネームバリューと眺望の良さから、非常に人気の山である。
国道から見上げる稜線は、白き峻峰の趣があるが、それでいて優しさにも溢れている。今回は新雪狙いで出かけた。

登るに従い、青空が顔を出してきた。
前回の取立山に比べると、少しばかり慣れも出てきた。
次回はリベンジだ!と言ってやって来たが、やはり滑降に課題が!
次回は果敢で快適な滑降を味わいたいです。


朝は晴れを予感させる空で、山はまだ薄霧の中です。

「今朝の雪は良さそうです。下りの谷筋が北面でもあり、
日照、気温上昇での雪質の悪化が最少か?それが問題です」

登山口からスキー場跡を、トレースに沿って登ります。
トレースが着いているので大いに助かります。

「なかなか気持ちの良い朝です。頑張って登りましょう。2時間ぐらいで着きますよね」

 勝原スキー場の最上部、リフト施設は撤去されていた。  
雪質は比較的軽い新雪です!
「此処から登山道ですね」

スキー場の最上部が広い平地です。
此処から、傾斜が次第に急に、尾根も狭まってきます。
登るに連れて視界が拡がります。
大野の町、白山三の峰方面がパノラマのようです。
この時期にしたら、貴重な新雪ですよ!」

今日は同年代のUさんも居るので、聊か安心だ。
「若い人たちと一緒だと、付いて行くだけで大変です」
どうしても、お待ち願うことになる。
次第に青空が見えてきた。

3
艱難辛苦の末、漸くシャクナゲ平に到着しました。
目の前に急傾斜の壁(「モチが壁」、この表現がピッタリです!)が聳えています。
若い3人は、此処で少し下まで滑走です。
我々2人は下りに備え、体力温存です。
やがて、帰ってきたWYリーダーが、
「此処から小荒島岳まで、緩やかな上り下りです。
シールを着けたまま、向かいましょう
!」

コルから最後の登りで、平坦な頂上です。
流石、頂上直下には雪庇が鋭く発達しています。
遥かな高み(?!)に山頂が見える(右端)
白山も遠くくに見えます?
「大野盆地の南の銀杏峰、部子山、勝山の経ヶ岳や法恩寺山も見えていますね。
白山は分かりにくいが、あの辺りでしょう?


以前、取立山より見た光景の、その逆、南から北の眺望です。
前回に比して天候が素晴らしすぎるので、どの山も、
「本当に神々しく、白く誇らしげに輝いていますね!」
シャクナゲ平にて、NTさん(左)とNHさん。
頂上でシールを外して、ドロップポイントへの滑降です。
尾根通しに暫く西に進みます。
「雰囲気的にはいい気分ですが、ドロップポイントからの傾斜が半端ではないですね!
Bergenは右の尾根を経由して谷筋に下ります!」
ところが、そこそこ良い雪だと思うが、雪も深く、やや重めで思うようにターン出来ない。
前回同様に、滑走を楽しめないまま不完全燃焼で終了してしまった。
次回は、もっと大胆なな山スキーを!と願うBergenでした。
(何時の事かな?!ザラメ待ち?)
小荒島山頂より、大野盆地と銀杏峰方面、空が明るい。
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