丹後 天橋立トレール 縦走ハイキング
 今回は、大江山の北、「天橋立トレール」の踏破を計画した。
宮津起点なので、必然的に滝上山よりのアプローチです。
当日の天候は冬晴れで、稜線上は快晴でした。
1330滝上公園…14:30妙見山…16:00題目山…16:40金引の滝
2021年2月11日(:建国記念日)     Bergen単独行
  新型コロナウイルス騒ぎの中、「自粛要請」で感染減少効果あり?
その効果か?判定は?微妙ではありますが、仕事での丹後行きです。
休みに出勤なので、折角ですから「天橋立トレール」回遊山行を計画しました。
「山は感染リスクが少ない!?」との経験則です。

「丹鉄は、12時過ぎに福知山発です。
最新車両が2両、連結されています。これは初めて見かけますね。
駅員さんの話だと、ずっとこの編成ではないとか?」


宮津駅は昼ののんびりした雰囲気で、人影もまばらです。
Hpに寄り装備を整え、いざ出発です。
例によって、滝上公園から滝上山を目指します。
「春にはミツバツツジの群生で、山肌が一面のピンクに彩られます。
残念ながら、今は冬枯れの世界です」
福知山駅で、新型車両の珍しい連結列車  滝上山山頂で、平岩山に向かう

  間もなく滝上山山頂の東屋に到着。
宮津湾が良く見えています。
稜線を平岩山に向かって進みますと、途中で橋立が奇麗に見えました。
「ここからの橋立は充実した(?!)姿で見えますね。幅広の、短い松原が美しいです。細長いカーブの橋立を見慣れた目には、新鮮ですね」

途中からは登山道脇に名残の積雪が出てきます。
今回の計画では、滝上山から平岩山、妙見山経由で題目山から下山の予定です。
「雪の状態が読めないので、先を急ぎましょう」
途中から見える天橋立 雪も出てきましたが、せいぜい5cmくらいの積雪量です
     やがて、急な痩せ尾根の上り下りを幾度か繰り返しますと、ようよう最高峰(?)の「妙見山(370.7m)」に到着です。
「アッ!ここが天橋立トレールの最高点ですね。ここからは基本的に下りのはずなのですが、地図を見るとピークが連なっていますね。進むか、此処から帰るか?時間はまだあるので、折角ですから、GO!ですよね!」

山頂から南に向かって、下りのしっかりしたを進んでいきます。・
所々で「山っぷ」ソフトを起動させて、行く先を確認して行きます。
「ウム、これで良いのですね。これがあると、いざというときに安心ですね」
妙見山頂、此処で稜線が急に左に曲がる 妙見山頂にて  
  このルートは間違え難いと聞いていましたが、標高は低くても結構山深いので、時間的な問題と単独行のリスクを十分に考えないといけません」
宮津、橋立の裏山と言っても、基本的に人気(ひとけ)のない山域です。
Bergen
も、十分な慎重さが必要です。

妙見山から反射板までは分かりやすい尾根道で、目印がしっかりと付けられています。
「基本的には尾根を外さずに進めば良いですね。
途中で林道と交差しますが、そこからが題目山に向かう稜線で、やや複雑な地形ですね」

遥か東方面には、以前に登った赤岩山が見えています。
赤赤縦走路の東端に位置していますが、独立峰のようにカッコいい山容です。
雪上に残る動物の足跡、鹿か?  赤赤縦走路の東端、赤岩山
  林道の合流点からは結構なの登り下りです。
地図で確認すると、尾根道を尾根沿いに下ってゆくと、「題目山」です。

「今更ながらですが、地図でしっかり確認しないといけません。
思い込みでしゃにむに進むのは、リスクが高いです。
何事も、『基本に忠実に、考えて行動するのが鉄則です』
思い込みによる悲劇は、歴史が証明していますヨ!」
耳に痛い言葉であるが、今の自分には心せねばならぬだろう。
屋題目山から宮津湾を望む 題目山にて、Bergen
  題目山山頂は開けており、宮津の町が見下ろせます。
「宮津城も此処に建てるという選択肢もあったでしょうが、些か標高が高すぎますね。でも、この眺望が見られたので、この山に来た甲斐があります」

さあ、題目山から金引の滝に下ります。
此処からは結構急な林間の下りで、所々に複雑な分岐点があります。
間違えやすく、注意が必要な下りです。
「まあ、町のすぐ裏ですが、とても山深いですね。里山の登山道ですよ」
今回の周回では、全く登山者の方と行きかいませんでした。
最後の金引の滝で、漸く観光客にお出会いしました。
「ウム、こんな時間にこんな所(あくまでも、マイナーな山!)ですから予想はしていましたが、予想通りでしたね」
金引の滝前の林道の道標  金引の滝、下山路に取った左の斜面は急な下り道だ
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