六甲,天望山 偵察山行 Bergen単独行 |
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2021年1月29日(金) | |
11:00自宅…(六甲ケーブル下)…天望山登山口(試登)…15:00自宅 |
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来週の日曜日に計画した六甲山ハイキング、天望山を目指す予定だが、どうも登山口がやばそうだ!?という情報である。 本日、昼前に急遽、試登を計画しました。 「今の時間からなら、六甲ケーブル下まで歩いて行っても、そこから試登が可能ですよ!」 |
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土山町のマンション、斜面に建てられている。 | |
自宅から住吉川を白鶴美術館の前で渡り、深田池から頌栄短大経由で御影山手に向かいます。 「御影山手には何回か来ましたが、ここ経由で六甲ケーブル下まで行くのは初めてです。 まあ、公共交通機関を利用しなくても、近道を選んで行けば結構早くに行けるものですね」 御影山手から鶴甲に抜けるのは、些か高度な読図が必要です。一ノ谷を渡る橋は、この辺りでは1か所しかないのです。 |
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御影山手の最奥部、有料老人マンション群 | |
土山町から鶴甲台に出ますと、後は何時ものバス道を延々と登ります。途中、山陽新幹線の変電所の入り口やマンション群、それに(解体中の)公民館「鶴甲会館」の前を通り過ぎます。やがて正面に表六甲ドライブウエイの新土橋の橋脚が見えてきました。 「なるほど、車道の脇に、頼りないほどの幅の歩道が付いていますね。この歩道こそは、『恐怖の200m』ですか? まあ、注意して渡れば大丈夫でしょうが、気味悪い道であるのは間違いありません。 自転車、原付は通行不可ですが、歩行者の進入禁止は書かれていませんから、通行可能でしょう」 |
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表六甲ドライブウエイ入り口、ここから橋を渡る | |
登山口と思われる地点から振り返りますと、結構急なカーブの橋でした。歩道の幅も狭くて、ドライバーからすると、ここを歩く登山者は、 「えっ!これはなんじゃ!?」 予想外の光景でしょうね。 |
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天望山登山口から鶴甲方面を見下ろす | |
さて、取り付きは急な岩場です。 暫く急傾斜が続きます。 やがて少し傾斜が緩まり、右方面にトラバース気味に登ってゆきます。 「それにしても結構傾斜が急で、テープは付けられていますが、(立派な登山道というより)微妙な踏み跡でしかないですね」 そのうちに微妙な足場のトラバース(右下は木々があるものの、急傾斜で切れ落ちている)に遭遇。 テープは更に谷筋の方に向かっている。 「この踏み跡では、皆さんをご案内するのは危険極まりないです。このコースはボツですね」 |
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登山口?!のピンクテープ、急な岩肌だ | |
元の登山口に戻って再読図しますと、もう少し先の曲がり角から踏み跡(点線、すなわち「難路」)があるようです。 「でも、落石除けの金網で覆われているようです。 何処か登れるところがあるのでしょうか?」 取り合えず、恐怖の歩道(此処はまだ広くて少し安心です)を登ります。 「あっ、金網のフェンスの切れ目ですね。何処かのHpに書いてあった「関電巡視路」の入り口ですよ!」 |
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ネットの切れ目、元祖の天望山登山口 | |
「此処から金網の開放部を抜けると良いのでしょうが、隙間なくびっちりと張り巡らされていますよ。何処にも開口部がありません!」 Bergenが強引に突破できても、他のメンバーの方にお願いするのは無理です。 このルートも無理ですから、(天望山に行くには)アイスロードから分かれて尾根に向かうルートを取らざるを得ません。それにしても、尾根に合流した地点より、標高差で100m下らないといけない。 くよくよ悩んでも仕方ありません。 当日、現地で判断しましょう。 「不可解な点は先送りに! 『座右の銘』?いやいや、それはないでしょう」 |
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落石予防のネットが張り巡らされている!! |