丹後半島最高峰、高山ハイキング
2018年4月21()〜22日()    参加差: FM,HH,AD&Bergen
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4月21日():資母診療所(泊)
今回の目的地は、丹後半島の最高峰 高山(702m)である。
関西、近畿百名山の山でもある。

その麓には、小野小町の終焉の地である、五十河(「いそご」と読むらしい)の集落がある。立派な、「小野小町記念館」や小野小町の墓もある。
その奥には、今は廃村となった、「内山」の集落跡も見られるらしい。
但東チューリップ祭り
前夜はFM先生の勤務する、「資母診療所」に泊めて頂く。
今回の参加者は、何れも大学の山岳部のOBである。
残念ながら、WT先生は欠席だ。彼は趣味の写真サークルの活動で予定が詰まっている。早めの連絡が欠かせないのだ。
我々の山歩きは、何時も差し迫って計画するので、彼はこれない場合が多く、何時も申し訳ない。

今回は、現在、豊岡市、旧「但東町」の春の恒例行事、「チューリップ祭り」も見学する。
資母診療所からは結構遠いが、HHさんと歩いて行く。
今年で40年近くになると言う、伝統の行事だそうだ。
吃驚するほど大勢の人たちが見学に訪れている。
豊岡の名所、「玄武洞」のイメージキャラクターである「げんさん」の花模様も楽しい。

今夜は、恒例の「パエリア」でなく、バーベキューである。
「久しぶりの同窓会で楽しいですね」
近況報告や世界情勢、今後の人生、家族のことなど、四方山話で夜がふける。
玄さんの花模様
4月22日():高山 ハイキング
五十河より危うげな林道を遡り、登山口の内山集落跡の手前の林道脇に駐車する。

「今回の目的は、丹後半島最高峰の高山(702m)登頂と、ブナ林の新緑鑑賞です。AD君とは長い付き合いですが、FM,HHさんとは久しぶりの山登りです。
今日は天候に恵まれそうですね」


林道をしばらく歩くと、「内山」の集落跡に到着する。
ここには、立派なログハウスが建っている。
「内山ブナハウス」と言うらしい。
内山ブナハウス

今日の行動は比較的短いが、しょっぱなから急な登りが我々を歓迎する。でも、想像したほどではない。
「実は、とあるhPの記載に心配していたのです。
HHさんは久しぶりのハイキングなのですが、足取りがしっかりしえいますね。流石、長らくバスケットボールで鍛えた筈ですね。
それにしても静かです。この良い時期に、この山に登山する人は余りないでしょう」


急な登りと平坦な尾根道を幾度か繰り返し、山頂の分岐にに到着した。
「この道を左に詰めると、山頂に到着するはずです!
右は『内山の大ブナ』に行くらしいので、後で見に行きましょう」

途田上さんの家跡の石碑
  漸く山頂に到着。
本当にささやかな山頂である。
「それにしてもブナの新緑が綺麗です。
天気も良いので、シチュエーションとしては最高ですね」

行動食で空き腹を少し満たす。

「次は『内山の大ブナ』ですね!」
緩やかな傾斜を辿って、大ブナに到着です。

「おっ!微妙な傾斜地に生えているのですね。
流石に立派なブナです。幹周りが3.5mあるそうですよ」
丹後半島の北方を見る
木々が茂っていますが、遠方の眺望も良好です。
「網野や大宮の町も見えていますね」
のどかな田園風景が広がっている。

北方面には、特徴的な依遅尾山の山容が見える。

その手前には、「スイス村」らしい開墾地も見えている。
山頂にて
「いやー!ご苦労様でした!
今回のハイキングは手ごろな行程で、楽しかったですね!」
深い歴史ある、「五十河」の集落に「小野小町記念館」と小町の墓石を訪ねる。

「ああ、小町さんは此処から峠を越える際に、病でお亡くなりになられたのですね」

極めて心地よい思いに満たされて、会館に隣接する「蕎麦屋」で昼食を摂った。

「標高こそ700mちょっとなのですが、この辺りは非常に興味ののある山域です。そう遠くないのもいいですね!」
また癖になりそうな山行でした。
内山の大ブナ
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