大峰 山上ケ岳
2018年2月17〜18日     同行者:MA,IH,KK,SA,,MM,O & Bergen
記録


15:00 森ノ宮駅集合--観音峰登山口(幕営)

 てんの会、カランクルンのメンバーと、久しぶり(5年前!)に、雪の山上ケ岳に出かけた。
その前は、初めて積雪期に挑戦したのが、15年ほど前にADさんと行った。
今回も好天と豊富な積雪に恵まれ、楽しい山行が出来た。
しかし、(悲しいながら年齢による)体力低下が着実に進んでいるのを感じさせる山でもあった。

加齢により体力は、1年ごとに1%低下するという。
これだけは仕方がない。
解決策は勿論、山にそれなりの楽しみを見つけることだ。

2月18日():洞川から山上ケ岳往復


3:00起床ー8:00出発…12:30山上ケ岳…16:30登山口ー帰阪

 てんの会、カランクルンと淀屋橋の合同山行を計画した。
前泊は、例によって”観音峰登山口”の東屋。
既に3名の登山者が、個人テントを3針張っておられた。
空いた空間で2張りのテントを設営し、宴会。

翌日は快晴!
トレースもあるが、足首までのラッセルもあり。
予想以上の大雪で素敵な山行だった。

少し寝過ごして、幕営地は7時に出発。
洞川から奥の林道は積雪が目立ち、所々で凍結した路面もみられる。
終点の駐車場で、めいめい登山装備を整える。

「出発は8時になってしまいしたね!」
駐車場の裏から女人結界門をくぐり、登山道を進む。
「本格的な雪山を登るのも、久しぶりですね!」
確か、昨年1月にIHさんと比良に登った以来だ。
(山スキーを除く)
女人結界の門を入る、一瞬!敬虔な気持ちに? IHさん
最近、登山やスキーの頻度も減った!
自分で積極的に計画を立てる頻度も減少?
(PC内の「登山の記録」や「登山計画書」フォルダー内のファイルがそれを物語る?)
そういった思いを払拭させる意味でも、今回計画した山である。

「久しぶりの計画です。
安全第一、しかも登頂を目指しましょう」

天気も良いので、気分は最高?です


雪は次第に深くなってくる。山肌に沿い、トラバースしながら山道が付けられている。
小谷を渡るところでは、所々に、立派な橋が掛けられている。

左の稜線が接近し、漸く主稜線に到達。
手前の七曲りを登り切ると、
待ち望んだ「洞辻茶屋」である。

此処の周囲は大きな広葉樹の疎林で、樹氷も美しい!
「MMさん!中々雰囲気にお似合いですよ!」
洞辻茶屋、MMさん 迎え不動、雪は十分だ
やがて更に雪が深くなり、道端には種々の石碑や金属の記念碑も半分以上雪の下である。
開けたコルに出ると、正面に鐘懸岩が聳えている。

此処からは例によって、西側のトラバースルートを進む。傾斜は急にきつくなり、右は急な雪壁である。

「ここは滑落に注意してください!」
「特にアイゼンのツアッケで引っ掛けないよう!」


そういう自分が2度ばかしズボンに引っ掛けてしまったが、幸いにも大事に至らずでした。
(スパッツを着け忘れたのが響いた?)
鐘懸岩のトラバース 鐘懸岩のトラバース
此処はいつも苦労するのだが、今回の山行はトレースがあって助かった。何時もながら、このルートの核心部だった。

「あっ、正面に山頂の建物群が見えますね」
雪に覆われ、何やら荘厳な雰囲気が感じられます。

西の覗き岩の分岐部から、山頂までは上り下りの連続ですが、要約山頂に到着です。
やっと山頂の雪原に到着、先行パーティーが寛いでいる 山頂にて、KKさんとIHさん(右)
漸く到着した山頂の小屋の横で、記念撮影です。
「快晴なのは何をおいても最高ですね!」
風もなく視界も良好なので、長居してしまう。
「それにしても気温が低くないいですね」

帰りに、西の覗き岩の分岐部から除き岩の頂上に立ち寄りました。上から除くと、吸い込まれそうな気分にさせられます。
「あそこで、体に命綱を着けられて逆さにずり落とされそうになると、大の男でも」でも恐怖にかられるのは当然ですね!」

下りでだんだんと脚にきていますが、天候に心配がないので、体はしんどいが心は気楽です。
山上石碑にて、Bergen 西の覗き岩の頂上から見下ろす
前回(5年前)と同様に、霧氷も見事です。
でも、今回は空も快晴で、抜けるような碧空です!
「矢張り青空でないと!」
大峰、山上ケ岳の雪中登山は、この時期がベストシーズンのようですね。

「下りはさすがに楽ですね」
鐘懸け岩のトラバースも、行きほど緊張は無い。
その後は例によって、こんなに登ったか?!と思いながら、暗くなるまでに漸く登山口まで下山しました
「皆さん、ご苦労様でした」

駐車車両の。ワイパー脇には、しっかりと駐車料金の請求書が貼り付けてありました!
漸く小屋まで下山、まだ道は長い 稲村が岳の各峰々
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