奈良 矢田山丘陵ハイキング
2017年6月18日()     同行者:「のんびりハイキング」の会の皆さん(T,S,T,I,Y,N)&Bergen
久しぶりの「のんびりハイキング」
しかし、名前に騙されてはいけない!
決してゆっくりでもなく、短かい行程でもない、ハイキングです。
参加される方は、心して御参加願います。
ゆめゆめ、途中でリタイヤしようにも、逃げ道は残されていません。最後まで、行くしかないのです。
 
「ああ、聞くだに恐ろしい集団?
とんでもない、皆さん優しい方ばかりですよ」


今日は奈良の西、矢田山丘陵のハイキングです。
町中歩きとのお話でしたが、如何なんでしょうか?
霊山寺の鳥瞰図

近鉄奈良線富雄駅で下車。
住宅街の中を富雄川沿いに南下します。

まず最初の目的地の、「霊山寺」に到着。
Hさんによると、この辺りではなかなかの大伽藍らしい。
門前に境内の俯瞰図が掲げられています。

「いやー!こんなに広いと、見廻るのは大変ですね」
「でも、色々な興味のある場所があって、興味津々ですヨ」
「早く入って見たいですね」

ここ皆さん口々に期待の言葉を述べられる、特に女性陣!
でも、其処でリーダーのHさんの冷厳なお言葉!
「ここは見学場所ではありません。
次回各自でお越しください。
今回は場所の確認だけです」

「えーっ!?」

女性軍の悲鳴が響き渡ります。
でも、ここで時間を取られると目的地まで行けません。

 
霊山寺前で登山準備、お寺自体は見るだけよ!
霊山寺から、住宅地の中を道標に沿って、うねうねと進みます。
「道標をよく確認しないと、道を間違えますね」

ここは「近畿自然歩道」のハイキングコースなのですね。
道標はしっかりと整備されており、安心して歩けます。
「ここまではアスファルトの道なので、(歩道でなく!)むしろ道路ですね」

やがて分岐点に到着です。
此処から山道に入るようで、漸くアスファルトから解放されそうです。

「ゆったりとしたコースで、急坂もないので何方でも行けますね。でもコース取りを工夫すればかなりの長距離も歩けますね」
子どもの森に分かれる道標、この辺りはは分かりにくい
やがて、住宅街の舗装路から外れて、矢田山丘陵の林の中に突入のようです。
待ちに待った地道の登場です。
ここが県立(勿論、奈良県)矢田山丘陵自然公園の入口に到着です。
もうすでに木々は新緑を超え、息苦しいほどの緑の自然林の中を歩きます。

「これはなかなか立派な(よく整備された、町に近い)森林ですね。
しっかりと道も整備されているので、安心して森林浴が楽しめそうですね!」

穏やかな森の中を進みます
  やがて広々とした緑の芝生と、2つの大きな池のある解放空間に到着しました。ここが名前の由来になった、「子供の森」の中心施設です。大勢の人たちがめいめい寛がれています。サイクリングの人たちも大勢います。
この施設は、皇太子夫妻のお子さん(愛子さん)の誕生を記念して出来たそうですね」
「愛子さん」、ご誕生記念の建物
ここからはまた山道を進みますが、だんだんと林道になってきます。皆さんなかなか頑張っておられます。
「それにしても、この森も心が癒されますね!」

やがてこの丘陵の名前の由来となった、矢田山山頂に到着。3階建て(?)の巨大な、木製のタワーが建てられています。
「いやー、あそこに見えるのは生駒山ですね」
山頂の展望台からみる生駒山方面
ここで昼食です。
「のんびり」名物(?)の味噌汁が作られます。
「アルミ製の風よけの筒は便利ですね」

かなり傷んでいるので、
Tさん妻は、「捨てよう!」
Tさん夫は、「いや、まだ使える」

意見の相違があっても、仲の良いことで、

「ごちそうさまです」
矢田山山頂での昼食
昼食後は矢田寺に向かいます。
山の中を結構な登りが続きます。
「途中の分岐点で、矢田寺お遍路道に入りますヨ」
今回のハイキングの担当のHさんが言われます。

その名の通りに、四国88か所のお寺の石碑が建てられています。
「今回は88番から下ってゆきます。最後は結構な下りですよ」
Hさんの指示は的確である。
矢田山、お遍路道の石碑群
この時期、手軽なアジサイ鑑賞の場である矢田寺は大人気です。
「皆さん、大勢の方がおいでです。
アジサイ鑑賞なら此処はお勧めですよ!
機会があれば、訪れてみてください」

今日もまた楽しい集まりでした。
もう少し短い行程のハイキングも良いでしょうね」
アジサイの花で境内は充満、矢田寺
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