裏六甲 大岩ケ岳ハイキング
2017年6月11日()     同行者:「のんびりハイキング」の会の皆さん(T,S,T,I,Y,N)&Bergen
前回に引き続き、2週連続の「のんびりハイキング」参加です。
この会は時々喜んで、参加させて頂くのです。
その訳は、以前にも言ったように、メンバーは高齢ながら
(「余分だと言うの!貴方も同じ年でしょう?」
と言う、突っ込みが聞こえてきそうです。あるいは、それだからこそ楽しい?)

非常に楽しい方たちばかりだからです。

「例によって、(岡本から乗車する私は)宝塚駅で合流。皆さんとJRで道場駅まで向かいます」


今日は北摂 裏六甲 大岩ケ岳のハイキングです。
JR道場駅前のモニュメント

JR道場駅で下車。
久しぶりの道場駅です。
武庫川沿いに山の脇を進みます。
不動岩に向かう登山口には、もう既に沢山の駐車車両が見られます。

まず最初の目的地、千刈浄水場に到着
古風な門が印象的です。
「昭和のはじめに建設されたようです。
歴史を感じさせますね」

 
千刈貯水池の浄水場
千刈り貯水池までのハイキングコースはしっかりと整備されています。
「あれが堰堤ですね。布引の堰堤と同じようなレンガ造りですね」

ここで登山準備を整え、いざ山に向かいます。

「ここまではゆったりとしたコースでしたが、これからは急坂もあり、コース取りに注意が必要ですね」
千刈堰堤、天候が良いので心は軽やか?
先行する他のパーティーは、途中の堤防から川原に下りて対岸にお渡りです。
「ショートカットを取るつもりでしょうが、あまり割に合いませんね」
川原歩きの不安定性と、対岸の段差を登り上げる労力、かなりのものですが、お若いメンバーなのでしょうか?

「イヤー、そうとも思えません。我々とそう変わらない年齢ではないでしょうか?
回り道でも、ダムに近く接近できる、この道が味わいあります」

ダムの下の橋を渡り、対岸の登山口に向かいます。
  最初は小さな川沿いの急登で始まります。
途中で複雑に道が分かれます。
小さな橋を渡りますと、北西方面に向かいます。ここからは湖の眺めの良い開けた登山道になります。
手前の分岐点をまっすぐ進むと、大岩ケ岳にダイレクトに向かうコースです。結構大周りになりますが、こちらのほうが変化に富んでいて良いでしょう」

周回道から本峰に向かう分岐からは、結構急な登山道になってゆきます。たいした傾斜や難度ではありませんが、岩場も所々で出てきます。
「さあ頑張って登りましょう」
ダム湖周回のなだらかな道より、山頂に向かう急登です。
双耳峰の西峰を過ぎますと、漸く、皆さん、今回の目的地の大岩ケ岳山頂に到着です。
「此処も低いながらも展望が開け、なかなか風光明媚な場所ですね!」

ここで昼食です。
「のんびり」名物(!)の、賑やかな昼食がどんどん進んでゆきます。 しかし、2次会の宴会があるので、ここではアルコールは無しです。

「いやー、今日も楽しいハイキングでししたね」
このコースが、登山者が少なく空いています。こんなに近くで、山深い雰囲気を満喫できるのも、お勧めの理由です。
大岩ケ岳山頂の展望台からみる有馬富士、羽束山方面
山頂からいったん下り、東大岩とのコルに向かいます。
東大岩の由来となった(?)、巨大なドーム状の大岩の脇を斜行します。尾根筋に出て、縦走路から大岩の頂部に向かいますと、其処が「東大岩」のピークでした。
「ここは登頂する予定でなかったんだが、まあ(偶然にせよ)一つピークに登れたのは、儲けモンヤ」
Tさんが宣われます。
「Tさんも私(Bergen)に劣らない、ピークハンターですね」
東大岩から下ります。
尾根筋を南下し、湿原を目指して下ります。
途中で、林道と合流。ここまでなら、車でも入れるようです。
ここからは正面(南)に丸山が見える筈ですが、われわれは車道を北に向かいます。
道は左に回ってゆき、小さな峠下を越えると湿原に到着です。
「ここは中層湿原と言うらしい。
高山帯の高層湿原と、低湿地の低層湿原の間と言う意味だそうだ。
兵庫県下では最大の湿原らしいです」
湿原に作られた柵道
湿原保全のため、いろいろな保護策がなされている。
周囲の木々が地中より水分を吸い上げ、湿地の乾燥化をもたらすため、周囲10mの木々は伐採されている。
木道の整備は無論である。

大小あわせ、数個の湿原が見られる。
行き先の確認
最後は281m峰を経由し、花崗岩の露出した気持ちの良い尾根道を下る。
途中から武庫川の流れに沿う、木陰の散歩道になる。
最後は羽束川の分岐部(千刈ダム)までの遠かったこと!

「いやー、ご苦労様でした。これから梅田(二次会)ですね」
巨大な露岩、風吹岩
inserted by FC2 system