六甲裏山、思い立ってハイキング 単独行
2017年5月18日()     

10:30御影駅…11:00旧 六甲オリエンタルホテル…12:00石切道入口…14:00白鶴美術館…14:30自宅
久しぶりの、六甲山ハイキング
今回は、お誘いしたSさんの急遽不参加で、
残念ながら単独行です。

「Sさん、お大事に!」

御影といえば豪邸で有名ですが、その名の由来となった、花崗岩の石垣が続きます。
「この方面は何回も来ましたが、今回は新調した(以前の愛機は体調不良で引退!
長らくご苦労様でした)デジカメの性能評価も目的に一つです。この光と影がどう表現可能か?」

延々と続く、御影石の石垣

甲南病院までは本当にすごい豪邸とマンションが立ち並びます。
甲南病院の上の鴨子ヶ原2丁目からは緩やかに登り、一息つきます。
渦森台の最上部から、やっと山道に入ります。(昔<子供のころ!>は、白鶴美術館から山道でした)

西山谷に登る道の途中に、対岸に渡る飛び石がありました。
止せばいいのに対岸に渡り、天狗岩南尾根への踏み跡を強引に登り上げます。
次第に、山深い、深山の雰囲気が出てきますが、すぐに登山道に合流。
「単独行ですから、事故は絶対ダメですね」
分かれ道
急と緩やかな登りを繰り返し、高度を上げてゆきます。
生憎と、眺望は全く利きません。
「天狗岩で漸く大展望です。
それにしても(表に出ているのは)結構小さい岩ですね」


ここからはひと登りで山上の周回道路に到着です

「漸く到着ですよ!ここまで水分とゼリーのみで登りました」
天狗岩
今は閉鎖された、昔懐かしい、
「六甲山オリエンタルホテル」
です。
京都時代に、同級のO君とその2人の女友達と来た記憶が蘇ります。
「あの頃は、お互いにまだ独身でしたね」

此処から山上の周回道路を進みます。
「車道の脇の歩道を進むのは、あまり気乗りがしませんね。まあ、通行量が少ないのが救いです」
少し進むと、飛行機事故の慰霊碑を経て、
石切道の分岐点に到着です。
旧 六甲山ホテル
  最初こそ急な下りですが、石切道自体は非常に整備された良い道です。
しここは昔、切り出した花崗岩を降ろした道だそうです。降ろされた御影石は、海路、御影港から運び出されたのです」

途中からは立派な車道に変わります。
途中には御影石の大集積地もありました。
「久しぶりの石切道ですが、再発見する光景が多いものですね。
幾つになっても再発見できるのは、嬉しいやら悲しいやら(記憶がなくなっている?)複雑な気持ちです。でもここは、単純に喜びましょう」

人生のうまい生き方を、妙に納得するBergenでした。
石切道の山道、斜面の石屑が重積
ようやく住吉川本流と西谷川の合流点、
此処には昭和13年の阪神大水害の、
「水災紀念碑」
に到着です。

「以前の位置と異なっています?
こんな東側ではなかった?記憶が曖昧ですが、真実は?」


幸いにも(時間内に)帰宅できました。
「今夜は時間が有効活用できそうです!」
水難記念碑
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