遠見尾根(白馬47スキー場)&八方尾根、山スキー |
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2017年4月29〜30日 同行者:神戸山スキークラブ(:,NT,H&Bergen) | ||
4月28日深夜:出発 | 写真の内、*のあるものはNTさんの提供を受けました。 | |
24:00Bergen宅pick-up-中央道ー |
神戸山スキークラブNTさん主唱の北アルプス(白馬47&八方尾根)の山スキーに出かけた。 29日は素晴らしい天候であったが、予想通り漸次悪天の兆しで、遂には雷鳴、降雨で早々に引き上げました。 翌日は八方でしたが、天候に恵まれ、予定の行程を終了。 スキー技術にも少し光明が? |
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4月29日:白馬47スキー場ーゲレンデ練習ー一ノ瀬髪手前までー滑降- 降雨中止 |
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予め予想された天候変化だったが、(天候に)翻弄された初日の山行だった。 ごく最近に、目近に、圧倒的な雪崩の威力を目のあたりにしていたので、どうしても安全運転になるのは仕方がない? 「生きて(山から)帰ってなんぼです」この言葉が、貴重です。 |
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時間が早いためもあるのだろうが、白馬47の駐車場はガラガラに空いている。八方尾根スキー場の陰に隠れ、ここは穴場的存在であるのは間違いない。 楽にゴンドラ近くに駐車できるのは、それはそれで楽ではある。 「連休なのに(経営上)これでいいんか?」 などと、(少子化の日本経済を思うと)些か複雑な気持ちだ。 (まあ、なんと大げさな!とお思いでしょうが) 周囲の山を見渡せば、例年に比して積雪はきわめて多いです! 此処、47スキー場も、(人工的な雪対策であろうが)末端まで滑走路が確保されています。 「五竜遠見も、末端まで滑れるようですよ。ラッキーですね!」 |
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白馬47駐車場で* | ゴンドラからリフトで八方池山荘へ | |
今日は山スキー初日です。 天候予想も良くないので、様子見の山スキーです。 ゲレンデでしばらく練習し、やがて小遠見方面に入山してみます。一ノ瀬髪近くまで来ますと、雷鳴が轟きます。 ここからは、さらに痩せ尾根となっていて、リスクが高い。 「皆さん!ここで滑り降りるのが、妥当だと思います」 結局は、そこから下降に変更。 「色々と心配しましたが、何とか安全に下降できました」 降り立った五竜遠見スキー場のレストハウスで休憩していますと、 「落雷のため、ゲレンデの利用は困難」 との放送あり。 ほどほどと考え、宿舎に移動するよう決定しました。 |
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遠見尾根から眺める八方ボウル!* | 五竜遠見スキー場を滑降* | |
4月30日:八方尾根スキー場ー八方ボウル滑降ーガラガラ沢滑降 |
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今日の予定は八方尾根です。 朝早くからゴンドラ駅に向かいましたが、駐車場は結構な混雑です。何とかゴンドラ近くで駐車場を確保! 「あっ、結構混んでいますね。流石は八方尾根ですね。人気が違いますね!」 今日はさっさと八方池山荘までリフトで登り、さらに上に向かう。 「今日は素晴らしい天気ですね。 昨日、少し雪が積もったようです」 |
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鹿島槍方面を望む | 白馬方面を望む | |
今日は大勢の登山者、スキーヤーが登っておいでです。 でも、八方池山荘から上部は、圧倒的に登山者が多いです。 まずは八方池の南の「八方ボウル」に向かいます。 「大規模に雪崩れる心配は少ないようですが、少し積もった新雪やスノーボールが多くみられるのが気になりますね」 慎重に1人ずつ滑り降ります。 だが、重い新雪の「ストップスノー」に苦しめられます。 |
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ケルンの脇で滑降準備* | 八方ボウルの上部にて* | |
登り返した後は、北側の「ガラガラ沢」を下降してみます。 ここは過去に多くの雪崩事故があった地形です。 「なるほど、滑降するには地形的に魅力的です。 でも途中のノド(狭い部分)から下は、まさに雪崩の巣のようです。上から見たら、この罠に気付かない恐れが大ですね」 |
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八方ボウルの登り返し* | ガラガラ沢の滑降準備* | |
我々慎重隊は、勿論そんな冒険は冒す気もない。 ノドの手前で登り返す。 先週の針ノ木での雪崩遭遇事件が、脳内に去来する。 「大丈夫そうに見えても、危険なのが雪崩です。 命あっての冒険ですよ。真に(大事を)決定する場面以外では、(変な意味でなく)保身(自分と、自分たちメンバーの安全を守る)が大事です」 あとは腐れ雪のゲレンデで基礎練習を行いました。 「年が行く度、だんだんえらくなります」 (一回り年下のメンバーと同行できるのも、何時まででしょう?) |
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ガラガラ沢のシュプール* | ガラガラ沢の登り返し* |