丹後 依遅ケ尾山ハイキング
2017年3月25(土)〜26日()     同行者:山岳部OBの皆さん(WT,AD,FM&bergen)
久しぶりの大学山岳部OBハイキング
今回は、豊岡市中山で地域医療の担い手の、FM先生も交えてのハイキングです。
「今回は、通常のテント泊はやめて、FM先生の官舎に泊まりです。
前夜はカニ鍋で宴会ですね。
久しぶりの邂逅に話題は尽きませんよ」

目的の山は、京丹後市間人にある、依遅ケ尾山です。
標高500mに足らない低山ですが、日本海や経が岬の見渡せる、まことに眺望の良い名山のようです。
「(宴会も山も)大いに楽しみですね!」
依遅ケ尾山遠望

朝は予定通り起床です。
朝食は、昨日の鍋で雑炊を作って頂きます。

「今年の桜は遅いようです。
山もまだ冬から目覚めたばかりですね」


登山口に車を置き、記念撮影ののち、おもむろに出発します。

「少し運動して腹を減らしておかねば」
いきなりの急登です。

 
登山口にて
ここの登山路はしっかりと整備されており、安心して歩けます。
「このくらいの標高差の山は楽ですね。
Good choice でしたね」


九十九俺の林道をしばらく進むと、藁作りの三角屋根の小屋に到着です。
少し広場になっており、休憩用(?)の石も置かれています。

「ゆったりとしたコースで、良かったですね」
藁ぶきの三角屋根の小屋
やがて本格的な九十九折れの登山道になり、結構な急登です。
道端には菫やいろんな花が咲いています。
MT先生から、花の名を解説して頂きました。

「春から夏にかけては、ここはなかなかきれいな花畑かもしれませんね。その季節にもう一度訪れる必要がありますね!」
(と言いながらも、再訪したところは少ないのが実情である)
途中で少し休憩
  漸く山頂です。
ここには立派な石組が作られいますね。
昔は砦だったのかも知れませんね」


三角点のある山頂からの眺望は、最高です。
右には経が岬、
左には網野の町、南にはスイス村(?)のある山が見えています
「さあ昼食にしましょう」
山頂の石組とお堂
WT先生ー芸術家である、写真に凝っておられるーの言われるには、
この付近に「立岩」という景勝地があるという。

「ああ、あの河口にそれらしき岩がありますよ。折角ですから寄ってみましょうよ。
此処まで来る機会も、なかなかないですから!」

展望台からみる立岩
竹野川の河口が立岩により狭められ、砂州と立岩の間の狭い水路になっている。
「海面の潮位(潮の満ち引き)により、河口が砂州で覆われることもあるようですね」

そろそろ帰路に就きましょう
「いやー、今日もまた楽しい集まりでした。
次回はもう少し骨のあるのハイキングを考えしょうね」
竹野川の河口は狭い水路、砂州が迫る
展望台には、「立岩」の由来が書かれていました。
歴史とは面白いものです。

それにしても(観光シーズンでないとはいえ)地方の衰退は大問題です。
ことに日本海側の中小の町は悲惨です。
甘立岩の由来
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