御着岩のRCT
2016年10月2日()     
参加メンバー:須磨t労山、HMS,神戸山スキークラブ 淀屋橋:Bergen、総勢10名
五着の岩場とは?
JR山陽線、姫路の少し神戸寄りの「ひめじ別役」駅の北に、壁のように聳える山にある岩場だ。
この山たちは結構急なピークが連続している。あの有名な、高御位山の連山であるらしい。
標高こそ低いながらもその山肌には各種の岩場が混在する。
極めてアルペン的な風景を見せている。

今回、NTさんのお呼びかけあり。
早速喜んで参加させていたがいた。
結果は、(蒸し暑いのには参ったが)極めて楽しく、有意義なRCTでした。
ひめじ別役駅の近くのスーパーに、9時集合という.
些か早めの集合です。
「この時間でないと(岩場は空いてないものね!」
ほぼ定刻に皆さん集合されました。さあ出かけましょう!

荷物は車、我々は歩きで麓まで向かいます。
「ここから登りです。この畑の脇から登ります。
立派な踏み跡が付いているでしょう」


まずは御着岩南面岩壁の基部にBC設営です。
(少しオーバーですね。ただ単位荷物をデポしただけです)

此処から見上げますと、傾斜の緩いスラブが主体のようです。
元石切り場だったのを語るかのように、所々にダイナマイト跡が残ります。
「場所によったら傾斜が緩くとも、結構難しそうなルートもあるようですね」
御着岩南面大スラブ点で
次いで、西面に向かいます。
此処には特徴的なルンゼがまっすぐに走っているのが見えます。
まず須磨労山のIさんが向かわれます。核心は喉のように迫った急なルンゼのようです。
此処に3本トップロープを設置し、皆さんおもむろに練習です。
「これは何度も練習せねばいけませんね」

岩質はしっかりしており、フリクションがよく効き、快適だ。
「これは楽しい岩登りですね」
まあ、余り人が来ないので、ホールドスタンスとも磨かれていないのがよいですね。
岩場の上から、結構な高度感である
今日、この岩場を利用するのは我々だけのようです。
遠慮せずに色々な練習も出来ます。
「保塁や烏帽子、蝙蝠のように、混んでいて急かされるのに慣れていますから、
此処は天国ですね」


でも暑さこそ大変です。汗が出て、容赦なく体力、気力を奪ってゆきます。
「ここは良い練習場所ですが、この気候は地獄ですね」
南面大スラブ、カンテルート(5.8)NTさんが撮影
皆さんは日差しの厳しくない(と思われていたが、風もなく、狭い場所なので意外と蒸し暑い)東壁に移られました。
BergenとNTさんは、暫く南面大スラブでスラブの練習です。
急傾斜の下部の壁を乗りこすと、緩やかなスラブが広がります。

「細かいですがしっかりとしたホールドがありますね。
これは快適ですが、結構高度感がありますね」

登りの際は、下を見ないこと、これが岩登りの鉄則である。
BCにて寛ぐ
最後は東壁で、短いながらも難しいルートを攻略中の皆さんと合流です。
「何事も、基本を繰り返し練習するのが大事ですね」
その後、BCで今日のRCTの終了宣言です。

「いやー、今日の練習も有意義でしたね。
NTさん、また外岩に出かけましょう」

東壁の岩場にて、NTさん
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