丹波、白髭岳ー松尾山縦走ハイキング
2016年9月25日()     同行者:「のんびりハイキング」の会の皆さん
「のんびりハイキング」の第二弾。
会長のTさんの呼びかけを受けての山菜ハイキングです。

 
「今日の丹波方面は人出も少ないですね。紅葉にはまだ早いですが、興奮しますね」

この道が国道372号線。JR福知山線、古市駅から登山口に向かう際に、一部区間歩きます。
登山口までは結構な距離で、ガイドブックにはタクシーの利用が勧められています。
我々は歩くのみ(これが我々、のんびりハイキングの性根デス)、とにかく、(酒代以外は倹約です?!)
JR古市駅から登山口に」進む

住宅街の中を通り過ぎ、やがて川沿いに進みますと、途中には「ジビエ専門店」の表示が。
「今年もますます鹿が増えているようですね。ハンターが高齢化しており、新規免許も制限したのが原因のようですが、早急の対策はもう遅いようです。」

ここにも日本の行政機関の縦割りの弊害(問題が表面化する前も、しても積極的な対策が早急に講じられない)が現れていますね。

「総論賛成、各論反対。お役所は減点主義ですから、リスクのある事案には手を出さない性根が身についているのですね」
なんとも話が拡大しましたが、それはそうとして、登山口までのアプローチの楽しかったこと。
田舎生活の物知りのSAさんから、色々とお教え頂きました。

 
集落内にジビエの店も
やがて分岐点に到着です。
廻りは広い路肩になっており、色々な方たちが集まっておいでです。
松尾山(右)と白髭岳(左)への道が分かれます。此処には有料の駐車場もあります。立派な栗の木も栽培されており、その根元の草刈りに励む人も。

「地元のオバサンが話したそうにしていますね。それにしても、此処も良い所ですね」
途中の松尾山と白髭岳登山口の分岐点
この分岐点は左にとります。
暫くは川沿いの道ですが、次第に九十九折りの急な林道になって来ます。途中には、遺棄されたような茶畑も見られます。
「お茶の花(白い花に黄色いおしべ)や実がなっていますね」
やがて白髭岳登山口に到着です。

暫くすると、車で来られた大勢の若い方たちが登ってこられました。

「追い越されるかもしてませんが、(あちらは直ぐに出発される気もないようなので、先に出かけましょう!」
白髭岳登山口
  登りだしますと、いきなりの急登です。
これは大概タフな登りですね。ゆっくりと登りましょう。時間は十分あるので、慌てることはないですよ」

途中、少し傾斜の緩やかな地点で休憩。

「此処は山頂までの、ちょうど中間ですねですね!」

休憩中に1人の男性が追い越して行ったが、例の団体さんは登ってこない?!
「それでは、(山頂に向けて)出発しますか?」
途中で休憩
「此処から、例の、岩稜地帯ですね」
古市駅から登山口に向かう際に、この岩稜の件が話題になっていたのだった。

「いやー、気をつけて行けば大丈夫ですね。それにしても、此処からの眺望は最高ですね!」
岩稜帯からの眺望は最高で、西、東とも良く見えます。Bergenも15年ほど前に来たが、その時も(岩稜の危険に対しての)大した記憶はなかった。
頂上手前の岩場
「さあ、山頂に到着ですね」
流石に見晴らしが良い。
でも、昼飯の場所としては、日差しが強すぎる。
「いやー、此処での昼飯は無理ですね。残念ながら、此処からの眺望は最高ですが!」
止む無く、678m峰のコル付近まで下って(昼食の)適地を探す。

「皆さん、此処からは急傾斜の下りですよ!
気をつけて下降して下さい」
山頂にて
「此処から、下りですね」
コルまでは急な下りでしたが、危惧していたほどでなく、(昼食に適当な)適当な平地がありました。
「いやー、此処は昼食こそ無いですが、昼食の場としては最高ですね!」
皆さんの差し入れ、のんびりの「味噌汁」に加え、Bergenもささやかな{焼きソバ}を食べて頂く。
登山道の途中からハイキングに参入した(モモちゃんという)犬さん
「此処からは、678m峰の南を行くトラバース道ですが、御寺への分岐点で、何故か(?!)ワンちゃんが合流!?
「いやー、彼(彼女)は何処の所属何でしょうね?

途中、千年杉や密生した(右)自然林、(左)矮小灌木の登山道を下って行きます。岩稜帯からの眺望は最高で、西、東とも良く見えます。Bergenも15年ほど前に来たが、その時も(岩稜の危険に対しての)大した記憶はなかった。

「皆さん、此処はお勧めですよ!
機会があれば、訪れてみてください」
千年杉
「此処から、玉碑の石碑群ですね」
それにしても、お犬様が先導を務めて下さるのはどうしてか?

「いやー、ワンちゃんはここいらの飼い犬なのでしょうか?何時も散歩に来ているのでしょう。それにしても?」
石碑群にて
此処からの下りが、中々きつい。
ともすれば、岩根で滑りそうになる。
「此処から、急傾斜地帯ですね」

ワンちゃんは快調に下って行く。
最後に御出会いするはずの、御寺跡は結局会わずであった。
「いやー、気をつけて下って行ったのですが、途中で道を間違えたようですね」

最終的に林道まで下りますと、(お犬様は)現地の飼い主に回収され、大丈夫でした。

「皆さん、此処はお勧めですよ!
機会があれば、訪れてみてください」
途中の下りの根元に見られた、火炎茸!要注意のキノコである。
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