乗鞍岳、山スキー |
||
2016年4月23〜24日 同行者:神戸山スキークラブ(:HK,T,WY&Bergen) | ||
4月23日:出発 | 写真の内、*のあるものはTさんの提供を受けました。 | |
23:40Bergen宅pick-up-東海北陸道ー高山IC−乗鞍高原 |
神戸山スキークラブの、乗鞍の山スキーに出かけた。 前夜の神戸出発時は雨であった。 高速を降りてから、高山近郊や平湯付近でも降り続いている。 漸く到着した乗鞍高原三本滝駐車場で暫く仮眠。 位ヶ原までのバス待ちの内に、空模様は次第に快方に向かう。 登山開始時には、天候は完全に回復。 快適な山スキーが期待できたのだった。 |
|
4月24日:三本滝駐車場ー(林道)ー位ヶ原山荘ー肩の小屋ー剣が峰登頂ー滑降 | ||
6:10位ヶ原山荘発
11:18 山頂
11:55 滑降
13:37 三本滝駐車場
|
4度目の山頂である。何れも快晴に恵まれたが、今日はことのほか素晴らしい(ようだ?) 剣が峰(直下のコルからではあるが)からの滑降は初めてである。 天候に恵まれ極めて快適な山行だった。 |
|
三本槍の駐車場で1時間ほど仮眠したが、周囲が騒がしく、早々に登山準備にかかる。 朝食をとり、出発準備していると、バス会社のスタッフの方が出勤される。バス運転の情報だ。
「雪も緩んで快適に登れそうですね!」「昨日(運転開始日)は200人ほどだったらしいですが、今日もそのぐらいですね」 バスの始発は、高原の観光センターからであるが、スキー滑降から考えると、此処から乗る方が便利だ。2台目のバスに乗車する。 位ヶ原山荘からはシールを着け、パノラマコースの位ヶ原の台地を目指して広い谷筋を登ります。 |
||
出撃準備、バスを待つ | 大地への途中で | |
肩の小屋までは大軍団のスキーヤー(少数の登山者もあり)と前後しつつ、トレースを辿りながら登る。
「下部のかなり少ない積雪量に比べると、上部は意外と雪が多いですね。最後の段差もあまり傾斜がなかったですね」
まあ、今日は天気も良いですし、時間も早いです。ピークの登頂十分可能ですから、気分は楽です。 「ゆっくりと登りましょう」 と言っても、KMSCの方々は、矢張り脚が早い。 勿論若いのは最大の武器だ。 |
||
肩の小屋の手前で、剣が峰方面を見上げるWYさん | 剣が峰の手前より御岳を望む、噴煙は健在だ | |
幾度かの小休止の後、剣が峰に続く尾根上に到着。
「此処からもスキーで(山頂に)向かいますか?」 今まで、このコルまでもシール登坂した経験はなかった。 (主に雪質の問題であった) 今回初めて、シールでの登頂がなされると思うと、感慨ものだ。 来し方を振り返ってみると、遠くに北アルプスの山々、近くには御岳もみられる。御岳の噴煙は、いまだ健在である。
さて、山頂で記念撮影、滑降ルートを検討。 山頂からの北面は、途中からやや急斜面である。下は見えない。 皆さんはそこを下られるようだが、Bergenは安全そうなコルからの下りを選択する。それでも、かなりの緊張感を強いられた。 |
||
畳平方面の大展望、遠くには北アルプスの山々も見える | 仰山頂にて、御岳を背景に、Bergen,T,HK,WY,T夫人(左から) | |
下るに従い、漸次傾斜が緩くなって広い谷に出てくる。
此処で他のメンバーを待つが、いくら待っても現れて来ない。 「オカシ過ぎる。何ぼ何でも遅すぎますね。 先にパノラマルートを下ったのでしょうか?」 結局は、携帯電話で連絡が取れて、何とか合流できました。 Tさんご夫婦は位ヶ原山荘からのバスで下山する由。
「矢張り、滑降の適期ではありませんね」我々はパノラマコースを滑り下りることにします。 最初は雪も繋がっていましたが、途中からブッシュも次第に煩くなってきました。 下山後、乗鞍高原へ向かい、「湯けむり館温泉」に入浴。 ゆったりとした気分で、帰路に着きました。 |
||
広大な斜面にシュプールが錯綜する | 漸く降りて来ました。パノラマコースの途中にて、此処までは何とか雪がつながっていた。 |