六甲、日帰りハイキング 摩耶山より天狗尾根ーハーブ園


2016年1月3日()     同行:KK、SA,UM,KM,IH,

9:00阪急御影 出発…(山寺尾根)…摩耶山…(天狗尾根)…ハーブ園…布引滝…新神戸
 
今朝は幸いにも好天のようです。
てんの会とカランクルンのMLに呼びかけ、六甲山行に出かけしました。
ご参加は6名でしたが、和気あいあいと楽しい山行きでした。

今日も阪急六甲駅からの出発である。
以前から、杣谷の分岐点にある、「山寺尾根」がなかなか気になっていたのであった。大昔に摩耶山から下山して、非常に急な下り道だと認識していたのであった。

 今回のハイキングの主眼が、「山寺尾根」から天狗尾根の踏破である。
「新春早々ですから、(打ち上げの時間もあることですので)あまり時間がかからないコースが良いですね」
若い山ガールスタイル(?!)のKKさん
阪急六甲からは、住宅地の中の退屈な歩道である。
でも、いろんなお家や学校がじっくりと眺められるのは、歩きの効用である。
「車だと、こうは行きませんよ。まあ、ゆるりとまいりましょう」

杣谷峠に向かう登山道から、山寺尾根の登山道の取り付き点を探しながらの登りである。
「杣谷に入る手前で分岐する、川沿いの林道がそれらしいですが、標識がない!」
地形図上は、間違いなさそうです。

川沿いの急登に入ると、標識こそありませんが、しっかりした道が着いています。
「矢張り、これがどうも山寺尾根のようですね」
急な登りである
この登山道は、最初谷筋、次第に谷沿いの支尾根に取り付き、予想に違わない非常に変化に富んだ登山路である。
最後に急な坂を上りきると、摩耶ロープウエイの山麓駅に到着である。

此処此処は「掬星台」と名付けられている。
「今日は天気も良良いので、展望台の人も多いです。
この山寺尾根は変化に富んでいて、中々良いコースでですね」


掬星台で小休止します。
展望台からは、神戸の街並み、人工島、六甲の山並みが綺麗に見えます。
摩耶ロープウエイ山頂駅である掬星台
前回は桜谷道からツエンティクロスを下りましたが、今回は天狗尾根の縦走路を下ります。
「ここは摩耶山の三角点です」
此処に来るのは初めてですが、立派なお社と(御神体?)巨石も鎮座ましましています。

此処からは六甲全山縦走路のメインルートです。

「縦走路はハイキングの人たちが多いですね!」


この尾根も登っただけだが、尾の伊のほか上り下りが激しい。
「距離と標高差が中々減少しませんね」
摩耶山頂の三角点
東の斜面をみやりますと、20年前の阪神大震災で崩壊した山肌の修復工事が今も続いています。
「三宮駅から見上げると、おおきな崩壊地が見えますが、急な現場で複雑な工事をされているのですね」

今なお、震災の復旧工事は密かに(と言っても、町からは崩壊面としてのみしか認識されないが)行われているのである。
摩耶山の大崩壊地ー阪神淡路大震災の崩壊地
やがて、登山道が「布引ハーブ園」の敷地に合流します。
「この建物は変わってないですね。英国の何とか朝時代の建物を模しているのですね」

今日は1月3日ですが、見物されている方は結構多いです。
殊に、香りの店は、多くの女性で賑わっています。

此処から見下ろす山麓までは結構な標高差があります。
「今日は天気も中々ですね」
ハーブ園
ハーブ園の入場は、以前は有料でしたが、現在は無料になっている?多段の雛段からなり、広さもかなり広く、結構見どころが多いです。
今日はガイドさんがハーブ園や温室を案内して下さるという。
「これはいいチャンスだし、(打ち上げまでの時間つぶしにも)有効です?♪」

最初は花壇を下りながら、良くある、有名なハーブから、珍しい種類も紹介して頂く。
「これは中々楽しい講義ですね。もうお付き合いしてみましょう」  
最後の温室では、じっとりと汗ばむような温かさである。
バナナやブーゲンビリアなどが生い茂っている。。
ハーブ園のガイドさん
温室で解散である。
どうも有り難うございました。
「色々と知識が増えましたね。
タンポポ(ダンデライオン)の根を炒って煎じると、代用コーヒーになるのは、初めて聞きましたね」


最後の展示は、多数のハートをかたどった、巨大な花を埋め込んだモニュメントである。
これが此処の象徴です。世界平和を象徴しているらしい」

さあ最後の下りです。ロープウエイの「中間駅」に着きますと、少しほっとします。
摩耶山から、結構早く下ってきたのでした。
ハーブ園の花壇
ハーブ園の下端、ゴンドラの中間駅からハーブ園の外に出ます。此処からは、川沿いに急な林道を下ります。
頭上にはハーブ園に向かうゴンドラが見えています。
「此処の経営はどうなっているんでしょうかね?一時閉園の噂がありましたが...今日のようなガイドツアーがあれば、大いに人気が出ると思うんですが」

途中で布引滝経由の下山道の分岐点がありました。
「折角ですから、布引滝に行きましょう」
今日の滝は流量も多く、堂々とした佇まいでした。

新神戸駅からは、例によって、徒歩で三宮に向かう。
阪急神戸三宮駅前の飲食店で、打ち上げのビールですが、♪
参加者全員がお越しになられます。。
「いやー、お疲れさまでした。これだから山は止めれませんね
ご参加、どうも有り難う御座いました。
久しぶりに楽しい一日でした。
布引の滝、今日は水量も多い!
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