シャルマン火打スキー場から放山スキー by KMSC
2016年1月22〜24日     同行者:KMSCの皆さん(HK,IK,KK,KR,WY)
1月23日(土)ーシャルマン火打スキー場〜放山ST
初日から悪天の予想だったが、思いのほかの好天で、放山山頂から遠く柿崎、糸魚川方面の景観も楽しめた。この時期にとっては、これは奇跡的である。

しかし、予報通り、翌日は一転、荒天に見舞われた。
このところ満足な滑走が出来ていないKMSCであるが、
今回は無理して出てきて、1勝1敗ですね。


今シーズン一番の寒気が日本へ流れ込む天気予報。
今まで寡雪にないていた山スキーの面々、これはチャンスかと豪雪地区のシャルマン放山を目指す。
心配していた北陸道は何の支障も無く順調に走り、予定より早くシャルマン駐車場へ到着し、2時間強程仮眠(車内での仮眠は辛いが、仕方おまへん)。

 朝方、スキー場頂上方面は、曇りながらも見渡せる。
ハウスセンターに登山届を出し、8:30のクワッドに乗車。

強風を案ずることも無く、スムースにリフトトップに到着。
風も微風で、概ね良好な視界とともに安心する。
次第に霧が出てきたので、GPSを確認しながら、先を進む。
GPSで進路確認
シールを張って出発するが、いきなりの下りに戸惑う。
「以前は確か、池の水面まで(シールを着けずに)滑走しましたね」

先行する若者3人グループが、途中で停滞している。
装備の点検のようだ。
追い越して、トラバース気味に下り、二重山稜の間の池を目指す。

そこで装備の点検などしていると、彼らはhルカ上の東の稜線上をを進んでゆく。
「やはり若いですね!
この年になると、急坂のラッセルはしんどいです」

ラッセルでときには埋没も
稜線に出てから見覚えのある斜面を登ってゆくが、山頂は結構近くに感じれる。ことに直下の急斜面は、気が抜けるほどの緩さだった。
「これはどうしたことかな?選考する若者たちのルート取りが素晴らしかったに違いない?!」

 先行しているパーティーのトレースを利用させて頂き、有難うございました。放山頂上で一同、お礼を述べる。
頂上からは、糸魚川、能生さらには上越市方面さらに、日本海も見渡せる。

折角、頂上まで来たので、天候が許せば、お遊びの時間である。
東斜面は何れもブッシュが露出している。
北斜面を滑降したが、標高差にして100m下ったが、いまいち面白みに欠ける。頂上に着くと、東方面から次第に雲が掛り出してきたので、スキー場へと引き返す。
懐かしの、火打、焼山、昼闇山など、頚城の山々に囲まれています。天候こそ曇り空ですが、この雄大な景色に囲まれる感激は、すばらしいです。

「皆さん、厳しい天候の中、此処までご苦労様でした。
折角の放山山頂ですが、自由に滑れる環境に無いようです。残念ですが、これから慎重に下山ですね」
 
放山山頂にて、bergen
今日は、棚口のゲストハウスに宿泊です。
放山からの下山コースは、かなり複雑な地形ですが、滑降と登行のトレースがしっかりと着いています。
「皆さん、今日は確実に下山するのが全てですね」 

 本日の山行は、極めて消化不良と成ってしまいましたが、最近の遭難騒ぎからすると、安全第一を優先とすべきでしょう。

今夜の食事を満足させるため、棚口温泉「権現荘」に入浴。
リニューアルした綺麗な温泉でした。
雪こそ少ないが、天候も良く最高のコンディション

焼山の頭には、若干ガスが掛っていた。
今夜は、今シーズンオープンしたての、ゲストハウス「山楽(さんらく)」に、お世話になる。
この山楽は、廃業していた旅館を、埼玉出身の方が改装し営業を始めた由。
基本的に外国の「ゲストハウス」形式で、大部屋、相部屋、基本 素泊まり、食事代別というシステムだ。日本で定着するが難しい基本的に自炊も可能。

 風呂にあたって宿に帰ると、若きオーナーから今夜の宿泊客すべて(10人だった)にご招待あり。
地域住民から送呈された、清酒ののおもてなしである。ハウス経営の経緯など色々なお話をして下さった。
そして一段落して部屋に帰り、小宴会とする。
さて、明日は益々悪天予報、明日の朝状況次第で相談としよう。
時間も押し迫ったので4名は持参シュラフ、一名は布団(別料金+¥1.000-)で眠りについた。
予想通り、天候は次第に悪化の方向です。

最高のコンディションは、全て後で知る!!(格言!)
空沢尾根の奥に焼山、火打方面
1月24日()ーシャルマン火打スキー場→帰神

天気予報は、すさまじい荒天が来るとの予想でした。
早朝より台風並みの強風(地震かと思う様な)が吹き荒れ、降雪しだす。相談の結果、帰路の高速道路状態も考え、退散とした。

 北陸道から富山県に入ると'、
「晴天じゃないか、予報にだまされた!」
しかし、石川県に入ると雪交じりの強風。
日本海は大荒れ、横風も強く、ハンドルを取られる。冷や汗もんでした!
順調に夕刻に余裕を持って神戸着。
「ご苦労様でした。Yさんの事故の後、慎重にも慎重で当たり前ですね」
空沢尾根の奥に焼山、火打方面
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