白馬山麓、栂池&八方尾根スキー
2015年12月28〜31日     同行者:KMSC(WK,MM,KK,KR,NT、IT)&Bergen
12月29日(
前回のYHさんの遭難事件を教訓に!を合言葉に、白馬山域での山スキー練習です。
「勿論、追悼碑への訪問をも兼ねてです!」

今回は前半と後半、それに其の間を跨いだ日程のメンバーも参加されるなど、長期間&多彩な組み合わせの山スキー計画になりました。計画の交通整理に御尽力して頂いたNTさん、ご苦労様でした。我々は、八方のロッジ泊まりです。

「年末前に降ったといっても、雪の少ないのは一目瞭然ですね!それでも来る前の積雪で、雪質は最高でしょうね!」
今日は気分を一新して、栂ノ森ゲレンデから登って行きます。

八方尾根兎平で、KK,OTさん(左から)
先ずは天狗原までシール登行です。
トレースがしっかりと着いており、あっと言う間に天狗原の縁との分岐点に到着です。

天狗原の東斜面には、まだ非圧雪の斜面が広がっています。
「皆さん、この斜面でプチ新雪を体験ですね。今日は新雪練習です」 
天候も快晴、雪も新雪の最高のコンディション、BergenとOTさん
天狗原の平原の縁をトラバース気味に移動します。
昨日、新雪が降ったようで、雪質は良いようです。
「今日の滑降は(距離こそ短いですが)快調ですね」
でも、何故か?スキーの調子がいまいち。妙に引っかかります。

眺望も素晴らしいです。
後立山の山並みは勿論、雨飾、火打、妙高から高妻などの山々が一望のもとです。
こんな快晴はこの時期、滅多にありません。

もう一度登りなおし、再度滑降。
今回は「GOOD!」でした。
ビンディングの切り替えレバーが、「登り」モードだったのでした。

成城小屋脇で大休止。
Mさんの(雪崩巻き込まれ時の)内蔵バルーンの実演に、皆さん、驚愕しておられました。それにしても高い(expensive!)内蔵ザックでしたが、命には代えられない?
八方池山荘
12月30日(
翌日もまた、天狗原を目指します。
栂ノ森からの林道を進みます。
今日も晴れの、良い天気です。
「可能ならば、白馬乗鞍まで行きたいのですが!」
結局は、雪崩の危険性を考えて、白馬乗鞍には登らず。
昨日のルートよりやや西側の、天狗原から栂池自然園に下るルートを取ることに。
「此処は、Mさんが、ガイドツアーで行かれたらしい」

結構変化のあるルートでしたが、如何せん!
この時期の寡雪でブッシュっが多過ぎる。
何とか、自然園の縁に到着。
「お疲れ様でした」
12月31日(
今日はメンバーも激減です。
昨日の情報から、今日は八方に決定!

「この時期、ガラガラ沢から沢まで下って、快適な滑走が出来た!」
話を聞いたらしく、俄然、意欲が刺激されたらしい、ITおよびWKさんの両名、
八方への移動を主張。

私には異存ありません。
「さあ、行きましょう!」
今日も、天候にも恵まれています。
「今日は絶好の(北側への滑走)適日ですかね?」

リフト終点からのシール登行にも、不安はありません。
南の遠見尾根を見ますと、YHさんの遭難した村尾根が見えます。
「{ご冥福を}お祈りいたします」

途中から雪面がクラストして来た為、スキーアイゼンを着けました。
最後は八方池で登頂を終了。
南の斜面を下るメンバーと別れて、BergenとKRさんは尾根筋を滑降。
途中で合流して、長い八方尾根の山スキーを終了しました。
「食堂や宿泊宿など、すごく勉強になりました!
経費を節約できるには、限度が無い?
すごいですね!」
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