京都東山横断ハイキング、琵琶湖花火大会&湖南沢登り
2015年8月7〜8日     同行者:淀屋橋会員&Iさん(きたろうHC)
訪問先  大文字山、湖南 吉祥寺谷

 12:00 阪急 河原町駅 集合…14:30大文字山山頂三角点…16:30 皇子山
 
湖岸マンションからの琵琶湖花火大会鑑賞の参加を勧められたので、折角ですから前後の山行を計画した。
何れもこの夏の猛暑のあおりで、散々な結果となったが、沢山の教訓を得た。
今後の(といっても何時まで出来るか?不安ではあるがーそんな心配は無いとの声ー誰ですか?嬉しいな♪)山行計画に生かしましょう!!


5月7日 蹴上-大文字山-皇子山
12時100分前に阪急 河原町駅に到着。
今回同行のNMさん、早々に集合される。
実は、その他に3名の美人が同行を希望されていたのだが、
炎天下の山行に!急遽ご辞退されたのだった!
(結果的に正しい判断だったのが分かった、しかし後の祭り?
いやいや、とても参考になりました。これを尊い教訓に!
何をごちゃごちゃ言うトンの!妻の声?)


J登山口は蹴上である。
そこまで京阪も利用できるが、
「折角ですから、地上の景色を見ますか?
久しぶりの夏の京都の風景を」

四条大橋を渡り、一路祇園に向かう。
四条通りの、何時もの雑踏の光景
これも判断の誤り?
「あんな炎天下のアスファルトの上、1時間も歩く奴がいるの?」
(後で言われました。トホホ!)
疎水の橋、すぐの登山口からハイキング開始。

最初からいきなり道を間違える。
住宅街の中を、日ノ岡方面に向かってしまっていたのだ。
工事のお姉さん
(何故か?今頃珍しい?茶髪)に、正しい道を教えて頂く。
「これは、最初からいいような悪いような?複雑ですね」
日向宮からのよく整備された樹林帯の急坂を、ゆっくりと進む。

「最初からの急坂で、お疲れですね」
ここからは、なかなかの汗かき道である。
しかも分岐が複雑に輻輳する。
蹴上の疎水脇の登山口ーNMさん

しかし、伊達には「京都トレールの」誇りが許さない?
しっかりとした道標が立てられている。
Bergenが(地形的な思い込みから)分岐を間違えると、NMさんが訂正して下さる。
「流石!NMさん!日ごろの口数の少なさは、慎重の表れだったのですね!」

雲が出て、直射日光はあまり当たらないが、如何せん!気温と湿度が高い!!
あまりの暑さに、暫し休憩。
自転車を押して登ってくる方に遭遇。
「何処から下るのですか?」
「それは登ってから考えますわ」

(京都の方らしいお答え?)


途中から新しい林道が平行し、東山の奥の環境変化を実感。
苦労の末、漸く、山頂三角点に到着。

三等三角点の山頂

山頂の広場には、大勢の方が休憩中。
何れも、かの自転車おじさんのお仲間?
皇子山まで行くつもりだというと、
「遠いですよ。でも道は分かりやすいですよ」
と、言って下さる。

此処からの京都市内の眺望は素晴らしい!
「市内中心部で、雨雲が集中していますよ。時折、稲光も見えますね」
どうも、最近騒がれている、ゲリラ豪雨のようだ。
都会や平野部での地上を温めて出来た上昇気流が原因なのか?

「地球温暖化の結果ですね。NMさんも賛成されましたので、皇子山に向かいます」
余程山科に下ろうかと思うことも幾度もあったが、存分に休憩した後は、初心貫徹!とばかり
皇子山に向かう。
展望台付近から京都市内の限局的ゲリラ豪雨の模様を観測ー林の中で昼食


途中は分かりにくい山道を経て、途中から無舗装の林道に出る。
「山中で現在位置が分かりにくいですね。
方角は間違っていませんが、まさか逆の(京都方面)良下山路ではないですね」

途中のお社や薬草園で、正確な位置を確認。

皇子山まではひたすら退屈な林道下り。
途中、皇子山ゴルフ場から千石岩経由だとかなりショートカットでき、岩場の眺望も楽しめるのだが、経路が分からない。
(後日談、皇子山CCのクラブハウスの脇からいけるようでした。次回は再チャレンジ?)
池が谷薬草園
結局、大津京駅には16:30到着。
集合までまだ2時間あります。

イオンで汗を拭き取り、服も着替えましょう。
「一足早く、ビールで乾杯しましょう。
これが定番なのです」
比叡平の奥に比叡山
5月8日 湖南、吉祥寺谷 遡行(途中まで)
大津京ー石山=新免…(吉祥寺谷遡行)…登山口=石山
今朝は早くに起床。
2日目の目標である湖南、吉祥寺谷に向かう。
あまりの藻の繁殖に、早期の撤退を決定したのであった。

「賢明でした?!」
昨夜の花火は、豪華でした。
宿も良かったでした。
今朝は早朝から沢登りに向かいます。
「遠くの、八淵滝を目指す計画案もあったのですが、(睡眠不足と二日酔いの体には)
近くが何よりですね」


JR石山駅から帝産湖南バスで登山口の新免で下車。
「太陽はきついですね」
入渓点まで歩くが、あまりの暑さに先が思いやられる。
「沢に入れば、暑さも揺らぐのでは?」
甘い期待を抱きます。
さあ出発準備
入渓点で装備を整え、渓流に入ります。
すると(樹林の日陰作用と気化熱で!)、流石に涼しいです。
「夏は沢登りに限りますね。流石にこれは(昨日と比べて)最高です」

渓相も変化に富んでいます。
小振りながらも、一人前の要素(小滝、ゴルジュ、へつりなど)が備わっています。
「近くで、便利なこの沢は、日帰りの沢では優等生の沢ですね」
簡単な滝が続く
標高差が少ないので、景色がダイナミックに変わるわけではありません。
それでも、遡行に伴い、変化に富んだ渓相が楽しませてくれます。
「遡行するのに、難しい所はありません。ただ、繁茂する珪藻がうっとうしいですね」

其の通り、水量が少ないので、岩の表面にかなりの藻が付いているのです。
「滑りやすいので、嫌ですね」
女性軍の呟きです。
ところにはミニゴルジュも
「最後までの遡行は、必要ありませんから、途中で中止しましょう」
リーダーのBergenが先頭のHTさんに連絡。

するとどうでしょう、図ったように最初の堰堤が出現。
其の上で、昼食とともに、いともた易く、下山の決定がなされました。
「今日は低山の沢登りにも過酷な日でしたね」

今後の山行の反省の多い山旅でした。
次回はこれを糧として生かさなければ人生はありません。
(些か大げさな反省でした)
最初の堰堤(今回の終了点)
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