奥白山、野谷荘司ー三方岩岳ハイキング
2015年7月10(金)〜12日()    ,SA(てんの会)&Bergen
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7月10日(金):移動日
7月11日():野谷荘司ー三方岩岳 周遊登山
今週末、淀屋橋、カランクルンとも山の予定もない。
てんの会のSAさんにお声掛けして、てんの会の面々と奥白山の秀峰を目指した。
野谷荘司と三方岩岳岳は、積雪期に山スキーで出かけたが、途中敗退した因縁の山である。

「今回は天候には恵まれそうです」
途中、道の駅の駐車場わきで幕営。
「さあ少し宴会ですよ」
しかし、出発が遅いのと、到着も未明なのでそこそこ?!
鳩ケ谷ダムの対岸に帰雲城の崩壊地が

早朝に起床。
テント内で朝食を頂き、一路、馬狩の「鶴平新道」登山口に向かう。
トヨタ自然学校から暫く林道を進み、登山口で車を停める。

「7月初旬の奥白山のハイキングです。
玄人好みの、山スキーででも有名な山ですが、このコースからの人出は多くはないでしょう」


登山口に車を置く。
1台の車が後して到着。
取り付いた尾根道は、いきなりの急登である。
遠く北アルプスが見える
直登の登山道から次第に傾斜が緩くなりますと、やがて背面に猿が馬場山が見えてきました。
此処から見上げる野谷荘司の手前のピークまでも中々遠い!
左手の谷は、大きく崩壊している。


野谷荘司への分岐点(北へ向かうと、三方岩岳への縦走路だ)から空荷でピークに向かう。
「此処までもかなり消耗しましたね。暑いのと、睡眠不足が大敵です。殊に、この年になると尚更です」
尖ったのは槍ヶ岳!
ピークからは、正面に白山の展望が開け、南方には庄川の流れが見えています。
「イヤーここまで素晴らしい景色を見ると、緊張が一気に取れますね。写真撮影が終わると、先を急ぎましょう」

山頂でお出会いした方々鶴平新道を登って来たというと、皆さん吃驚されていた。ここに至るには、白山ホワイトロード(旧 白山スーパー林道)の三方岩岳パーキングから(標高差300mの三方岩岳を経由して)、比較的簡単に登れるのだ。
西面は白山の雄姿が
濃密なる樹林に覆われた数多のピークを連ねる稜線を進みますと、三方岩岳の手前で、一旦急な下りでコルに到達します。
此処からは、三方岩岳の南側の岩壁が迫力で迫ります。
コルから山頂までの登りは、かなり急な、ぬかるんだ道です。

苦労の末に漸く山頂に到着。
此処からの眺望は、四方が見渡せて素晴らしいです。
「流石、三角点こそないものの、飛騨岩、越中岩、加賀岩に囲まれた山頂は、天下一品です!」
この山も、廻りの山も中々個性的な山が見られます。
「次は積雪期の笈ケ岳(1841m)ですね」

下りは、ホワイトロードの馬狩料金所に下る三方岩岳の東尾根を下った。途中のパーキングで水を補給して何無きを得たが、すんでで脱水になるところであった。
「もうヘロヘロです!8時間よく頑張りました」
三方岩岳
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