芦屋ロックガーデンー荒地山、周遊の旅(RCTハイキング)
2010年10月17日     カランクルン有志(AT,AT♀,KH,HY&Bergen)
訪問先  芦屋RG−荒地山(549m)
白鶴美術館から住吉山手、赤塚山、鶴甲台、坊主山
17日の日曜日.
昨日しっかりと休んだので、今朝は快調である。
ぐうたらしていては体重も増える。
朝早くから阪急芦屋川駅まで歩きである。
今日の目的は、芦屋の裏山に登ってみる、カランクルンのハイキングだ。もう一つの目的は、RCTである。

芦屋川駅に定刻に集合して、まずはロックガーデンに出かける。
高座の滝から地獄谷に入ると、イノシシ親子の歓迎である
地獄谷のイノシシ
イノシシとゲートロックからの落石に警戒しつつ、クライミングギアーを着ける。途中には土石流予知のワイアーが張り回らせられて居る。ワイアーが切れれば、警報オンである。

崩壊したゲートロックを左に見て、滝を越えながらA懸垂岩に向かう。此処は何回も通ってきたが、次第に水量が減ってきています。
「今日は未だ、滝らしい姿を見せていますよ」
滝を越して進んでゆく
途中に、水勢で磨かれたとは思えないほどの、立派なトユ状の滝が出てきた。その側には、小便滝に名称が添えられている。

「流石に名の通りの雰囲気ですね。
それにしても(その基は)寂しい一物ですね」


この上流で左岸に渡渉して、しっかりとした踏み跡のある谷筋を右に入る。この頃には、水はほとんど無い。

最後は、急なルンゼ状の谷を登りきると、開けたザラザラの尾根道に入る。左手に壁が聳える。
樋状の滝
此処がA懸垂岩です。
隣のB懸垂岩は崩壊していますが、此処は未だ健在です。
しかし、既に先客が固定ロープを2本張られています。

今日は此処まで来ましたが、此処でのRCトレーングは無理なようです。
「余り面白い岩でもありませんね!」

折角朝早くから来ましたので、気分転換です。
「我々は変わり身が早いですね」
今まで余り行くことも無かったロックガーデン周遊の旅に出かけることにしました。
A懸垂岩に着けられたトップロープ
しかし、此処からの稜線は足元がザラザラで注意が必要です。
それでも、抜群な景観の尾根道です。

「まさしく天上を行くが如しですね。行く先に見えているのが万物相やピラーリッジですか?」

以前にも言いましたが、
世の中に、無駄足は決してない。
回り道は考えようで、何らかの収穫があるものだ。決して回り道を嫌がる無かれ」

(これはBergenの実感ですが)含蓄のある言葉です。
万物相の岩山
風吹岩は流石に大勢の方が休んでおいでです。
又、時間も時間なので、どんどんと登っておいでです。
我々は早々に荒地山に向けて出発します。

風吹岩からの水平道は流石に楽ですが、
横池を過ぎた辺りから右の踏み跡を辿ります。
「此処からが近道ですね!」

雑木林の中に入ると、下生えの植生にいたく感動します。
「きのこや草花の宝庫ですね」

途中で芦屋の「アルペン芦山」の皆さんと出会います。
「確か、芦屋川の駅で集合されていましたね」
最後に縦走路が合流すると、荒地山の北の肩に到着です。
荒地山山頂
暫く休憩しますが、「アルペン芦山」の方々は陰も形もお見えずです。「何処に行かれたのか?お忙しい方々ですね」

暫く縦走路を城山のコル方面に下り、岩梯子の脇からRCTの場所に移動します。
直ぐ脇に登山道が通っていますが、中々良い雰囲気の岩場でした。
「サンデーモーニング」ルートのある岩
手前の岩にトップロープで挑みます。
こんなに良い天気で、安全確保が確認された眺めの良い岩場での登攀は、気分転換に最高です。
皆さん思う存分、楽しく挑戦されました。
ATさん
簡単に登れ、景色、雰囲気に恵まれた岩場だけでは物足りないのは、いまの時点では皆さんの共通認識だったでしょう。
下りに寄ったブラックフェースでは、他の会のRCTが終了を迎える時点でした。

其処に下るまでも、かなりの急下降でした。
「まあ、後は此処で暫く練習して下るだけ。しかし、水が足りなくなりましたね!」

予想以上の暑さで、各自の飲料に不足を来たしていたのでした。
まあ慌てる必要はありません。暫く場所が空くのをお待ちします。
ブラックフェースで
流石に時間切れで、最後は登っただけで終了です。
高座谷沿いの登山路を下りながら、今後の計画や、昔話に花が咲きます。
途中の「キャッスルウオール」は、流石に立派です。
「今度は此処に挑戦ですね!」

最後は例によって慰労会です。
高座滝のお茶屋さんで乾杯です。
「長らく此処に来ているが、此処で飲食したのは初めてだ!」
感慨に耽るBergenでした。
高座谷、キャッスルウオール
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