群馬の百名山の旅 | |
2010年9月18(土)〜19日(日) Bergen単独行 | |
記録 | |
9月18日(土) 赤城山 | |
10:00黒檜山登山口…11:00赤城山(黒檜山)山頂…駒ケ岳…12::00登山口ー水上、民宿「関が原」(泊) |
性懲りも無くBergenは、群馬県の100名山ー赤城山と上州武尊山ーを登る計画を立てた。 今回も些か贅沢だが、新幹線と宿泊まりである。 お蔭様で短時間で効率的な山登りが出来た。またまた感激の旅でした。 |
昼からの新幹線利用なので、前夜は前橋駅前での宿泊であった。 今朝は土日のみ運行されている赤城山登山バスで目的地に向かう。 赤城山の麓にかかると、結構急な九十九折の上り坂を呻きながらバスは登る。 峠を過ぎると大沼が見えてくる。これは沼と言うものではない。 駐車場にも車がひしめいている!? 今日は素晴らしい快晴ではあるが、山の上はガス模様だ。 「これが赤城神社ですか?中々綺麗で、趣がありますね!」 |
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赤城神社の赤い橋 | |
バスの停車した赤城山ビジターセンターの駐車場から舗装された道を暫く歩くと、黒檜山登山口だ。 鬱蒼とした自然林の中の急登が始まる。 「今日はまだ暑さがましですね!」 曲がりくねった狭い道には、方々に露岩が出ている。 途中の見通しの良いところで大沼が見渡せる。 |
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大沼 | |
小さなピークを乗り越すと、また急登である。 天候が崩れる心配の無いのが救われます。 「次第にガスが出てきましたが、問題ないですね。 それより、帰りのバスに乗り遅れては大変です」 帰りのバスは13時半です。 勿論十分に時間はあるのですが、どうしても先をせいてしまいます。 結局、1時間ほどで登ってしまいました。 頂上に居た人に記念撮影して頂きます。 残念ながらガスのため眺望は得られません。 |
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黒檜山山頂にて | |
折角ですから、当初の山行計画の通り、駒ケ岳経由で下山します。 最初は緩傾斜で、分岐点から駒ケ岳方面に向かいます。 途中に黒檜大神の鳥居と巨石がありました。 「この鳥居が本来の山頂だっ他のでしょうか? 何とか(下山の)目処が立ちそうですね!」 そうです、此処からは1時間以内で下山出来るでしょう。 |
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黒檜大神 | |
やがて駒ケ岳に向かう釣り尾根のような地形を過ぎます。 「百名山は変化に富んでますね!」 山頂部は意外と平坦なのだ!と、妙に感心する。 この辺りはしっかりした登山道であり、歩きやすい。 しかし、この山の裾野は極めて急傾斜なのである。 登りの直登ルートでなく迂回路であるとしても、下りはやはり注意が必要である。 |
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駒ケ岳へ向かう人たち | |
下りはほとんどが木道と階段である。 人々が大勢列をなしています。 登りも楽なのか、大勢の人が登ってこられます。 極めて急な木道階段の斜面を下ります。どんどんと高度を下げます。 「あっ、あそこが登山口でしょうか?」 いよいよ下山です。 出発まで1時間半ほどあったので、近くの赤城神社と覚満淵を見学します。 |
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覚満淵の案内図 | |
覚満淵は一見何も無いような湿地ですが、学術的にも貴重な自然遺産と言われています。 池ではカイツブリの群れが、観光客の投げ入れる餌を奪い合っていました。 「明日こそ!天気を望みます!」 定刻にバスは出発し、前橋から水上までJR上越線で向かいます。 この鉄路に乗るのも初めてです。 「恐らく最初でで最後かな? 折角の立派な鉄道なのに、(列車ダイアが)1時間に1本とは勿体無い!?」 |
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覚満淵にて | |
9月19日(日) 上州武尊山 | |
7:20宿 出発…8:00登山口…10:00上州武尊山山頂…剣が峰…14:30登山口ー民宿泊 |
今日は下山後、また宿に泊まりである。朝食後早々に出発です。 宿から自家用車で登山口まで送ってもらう。 あわてる必要は無いのだが、ついつい先を急ぐ。 山頂まで3時間ほどかかりそうで、全行程は7時間と予想していた。 しかし、武尊神社からの登山コースは岩場の通過も問題なく、気がついたら山頂でした。 |
昨晩はゆっくりと休めたし今朝は快適な晴れで、私も元気一杯! 宿の若女将に無理を言って、武尊神社の上の林道終点まで車で送ってもらう。 此処は10台ほど停めれる駐車場があるが、当然ながらイッパイである。 かなり高度が高く(1180m)、標高差は1000mである。 「避難小屋まで九十九折の登りですね。 此処からは岩場の出てくる急な尾根路ですね!」 独りだとどうしても歩きが早くなる。 写真を撮ろうとしても、のも余り良い景色が無い。 避難小屋を過ぎた岩場が唯一の見せ場か? |
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途中の岩場と梯子 | |
4箇所ほどの岩場も、ガイドブックに書かれているほどは大したことは無い。 最後の岩場からははっきりとした尾根に取り付く。 下から眺めると途中に数箇所の小ピークがあるようだが、比較的簡単に頂上まで到達できそうである。 「まあ、こんなに簡単ではないのが普通なんですが、それでも楽ですね!」 今日は雨の心配はないのが気楽です。 「このコースは休む適地が余りありませんね」 と、言い訳しつつも、どうしても先を急いでしまう。 今日は剣ケ峰経由の下山なので、 15時頃までには何とか登山口まで戻れるように頑張っているのだ。 |
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最後の登り山 | |
「えっ、此処が山頂ですか!?」 ひょこっと山頂の平坦地に到着しました。 周囲の眺望は流石、360度の大展望です。 前武尊に連なる、伸びやかな稜線が見えました。 「3年前の5月の連休に来ましたね。山スキーで前武尊までの敗退でしたね」 遠くの谷川岳方面や昨日の赤城山、更には越後駒や巻機などもしっかりと見えます。 |
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山頂にて | |
山頂では大勢の人たちが寛いでおいでで、多方面から大勢の登山者がどんどんと到着されます。 幸いにも、頂上はひろびろとしていました。 「此処まで頑張った甲斐があって、早く着きました」 予定通り剣ケ峰経由でも、ゆっくりと出来そうである。 |
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山頂で憩う人々 | |
右前方には、凛と尖がった、孤高の鋭峰と言うべき剣ケ峰が見えています。 急なザレの下りを過ぎると、後は高嶺の散歩道です。 それでも結構なアップダウンがあります。 「此方からの登山道のほうが登りやすいのか、大勢の人が登ってこられますね」 下りの岩場が気にならなければ、此方が距離は長いが傾斜は緩いのだ。 |
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剣ケ峰 | |
剣ケ峰の登りも大したことはありません。 分岐点からは100mと書かれていましたが、その地点からは5分はかかりました。 剣ケ峰からの下りは滑りそうな急傾斜で、虎ロープの設置が必須でしょうが、ありません。 先行していた登山者を追い越しながら、先を急ぎます。 「明日は苗場山に行きます」 今日の泊まりも昨日と同じ「関が原」である。 「何故こんな名前かと聞くと、此処の地名との返事でした。納得です」 |
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水場にて憩うBergen |