奥只見、恋ノ岐川(三回目の!)遡行の旅 | |
2009年8月13日(木)〜16日(日) | 同行者:NK,AD,Bergen(&客人、NA) |
記録 | |
8月13日(木): | |
新潟発ー小出で合流ー銀山平で幕営 |
今回は、何と!今年初めての沢登りです。 最近、腰痛のため山行機会が減っております。 今回は積年の課題、平ケ岳への歳々挑戦です。 |
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今回は夕方に小出で集合です。 奥只見ダムの銀山平より奥の国道は、夜間あまり走りたくありません。国道沿いには幕営の適地がありません。 おまけに今夜は雨です。 銀山平で格好の雨宿りの場所が見つかりました。 「遊覧船乗り場」駅でテントを設営して宴会です。 何はともあれ、乾杯です。 「御苦労様でした!」 その夜は久方ぶりの邂逅を祝して、夜遅くまで宴会です。 |
「白川」の駅で宴会 | |
8月14日(金):「恋ノ岐川本流」遡行 | |
4:00起床4:30朝食6:00出発ー730入渓点16:30終了点(幕営) |
さて、三度目の恋ノ岐川川の遡行です。 今日はやや曇り気味の天候ですが、遡行の不安は無いようです。 さて、首尾は如何? |
昨夜の宿泊場所(銀山平の某所)は快適でした? 国道脇ですが少し下なので、トイレに寄る人があっても気にならない。 朝早起きして、出発だ。 「恋ノ岐川の出合いまでかなりの距離がありますよ」 入渓点まで車を進め、沢装備を完了しました。 いざ、入渓です。 |
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出発準備完了 | |
「昨日の雨と異なり、今日は快適な沢日和です。増水もそれほどでないので安心です] 右岸の巻き道をかき分け、恋ノ岐川の本流に降ります。 此処から、素敵な沢が展開します。 水は美しく、岩は白く、緑の自然林が花を添えます。 いきなりのゴルジュと連続する滝ですが、難場と言うほどでもも無いので、ゆったりと沢を遡行します。 |
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清水田に付近の連続するナメを進む | |
この沢は分岐が少なく、現在位置の確認は高度がすべてです。清水谷の出会いも不明瞭で、連続するナメが出現してやっとそれと分かる状況です。 そのうちに滝が連続して出現。 概ねは直登可能ですが、直登不能なものもよく探せば立派な巻き道があります。 ひょんなことから、単独行の茨城のNSさんも一緒に登ることになりました。 「皆さん、気をつけてよ!」 |
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次第に高度を稼ぐ | |
次第に傾斜がきつくなり、小滝を登るとまた小滝が連続する。ここからも素晴らしい滝が続く。 「青空が美しいですね!」 |
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穏やかな晴れ空と素晴らしい川 | |
それにしても長い沢だ。 進めども標高は上がらない。 細かい屈曲点は沢山あるのだが、オボコ沢の分岐点までは概ね南に直行する沢である。 現在位置を過大評価しては落胆する繰り返しである。 やがて休憩に適した地点に到着。 「此処は最高やなー] |
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沢の小滝で、ADさん。 | |
途中でこれは最高だと思われる幕営地あり。 しかし明日の日程を考えると、もう少し先に行っておきたい。単独行の女性、3人組のパーティーに追い越される。 16時過ぎまで頑張りますか?!」 此処から上はADさんもお疲れのようです。 最後にこマシな幕営地点を発見。 ココで落ち着く。 |
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幕営点で | |
8月15日(土):「オボコ沢」遡行 | |
4:00起床4:30朝食6:00出発ー10:00登山道…15:00鷹ノ巣ー小出(入浴)-21:00出発ー16日2時埼玉、幸手ー18時帰神 |
さて、日程も迫ってきました。メンバーの疲労も予想外でした。 最後まで遡行するのが目的でしたが、ここは残念ながらショートカットです。 今日も快晴で絶好の沢登り日和ですが、現実的な対応をします。 |
少し遅めに幕営点を出発。 ADさんはまだ疲労が抜けない様子です。 「今日は本流の遡行は割愛して、オボコ沢から登山道にショートカットしましょう!」 現実的な案ですが、オボコ沢の遡行図はありません。 でも、「エスケープルートにも使えると書いてあるから、行けるのでないか!」です。 何事も何時も臨機応変にデス。 ほぼ読図どおりに流れを遡行。所々にお助けロープあり。 最後はほとんど藪漕ぎも無く登山道に合流。 山頂まで3時間に、矢張り下ろうと衆議一致。 |
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尾瀬の燧ケ岳 | |
登山道でゆったりと休みます。 流石に大勢の人が行きかいます。 強烈な太陽ですが、やはり登山道は快適です。 「沢と比べるととにかく快適ですな!」 しかし、この尾根道も中々長い! 痩せ尾根の下りで大汗をかくのでした。 「まあ、山頂に届きませんでしたから、余計ですかね?」 車の回収も問題なく、帰りは小出の温泉で時間を潰し、 渋滞とは無縁で埼玉まで帰着。 色々ありましたが、なんとも楽しい3日間でした。 |
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巨岩の尾根 |