六甲、日帰りハイキングーゴロゴロ岳より石宝殿、有馬
トサカ尾から魚屋道

2008年11月23日(日、勤労感謝の日)     同行:OM

9:00芦屋川出発…ゴロゴロ岳…12:00石宝殿…15:00有馬温泉…16:00芦屋(打ち上げ)
 
今朝は幸いにも好天のようです。急に思い立って、六甲に出かけました。
以前からこのルートの踏破を考えていましたので、OMさんを誘い芦屋川から出発します。

今回の登山口は、芦屋の裏山からである。
芦屋の住宅地を抜けて、芦屋霊園に向かう。
まずは、OMさんの両親の墓参りだ。
横着な(?!)彼女は、一石二鳥(墓参りと登山)を狙ったのだ。

高台にあるため、此処からの阪神間の町並みの眺めがいい。
それでも、馴染んだ昔の風景とは様変わりである。
墓参りのOMさん
此処からは尾根道を辿ってゴロゴロ岳に登る。
登山道はどんどんと急になり、左右の視界が開けてくる。
ちょっと荒地山の登りに似ている。海側の眺望は素晴らしい。

「中々急な登り道ですね!此処は初めてですが、人の少ないのが良いですね。」
六甲の中でも、穴場的なコースです。
前山の分岐路で、OMさん
更に歩みを進めます。もう十分にアルプス山稜の登山気分です。
「今日は気分も楽です。有馬へは魚屋道から下降しましょう!」

途中で、荒地山の岩梯子のような急峻な地点も出てきます。
「流石に見晴らしは良いね。山登りの楽しみを満喫できますね!」
途中の大石で
最後は暫く芦有道路の脇を歩きました。
石宝殿の登りは急な九十九折の登山道でした。
休まずに上り続けると、漸く到着。
休憩していると、馴染みの声が!
何と、きたろうHKのお姉さま!
KHさんではありませんか!

「えっ!こんなとこでお会いするなんて!
懐かしいですね。」

こんな偶然があるものなのだ!
彼女ら3人パーティーは、有馬から登ってきて、芦屋に抜けるという。

「やあー!これを偶然というのだろうか?!(神の意思か?)」
石宝殿の下りにて
所々で素晴らしい紅葉が出てきます。
何の木か分かりませんが、気に入ったものを写真に撮ります。
それにしても、
「今日は天気が良いですね」
急な下り坂を先を急ぎます。

下るに連れて、大勢の人たちと出会います。
「本当に、この時期は紅葉狩りの人たちが多いのですね!」
魚屋道の色づいた木々
 途中で右手に有馬、瑞宝寺公園の標識があります。
何時もは真っ直ぐ下りますが、右手の谷筋の道も魅力的です。
時間が短い(有馬温泉30分、瑞宝寺公園25分)のも、気になります。迷うことなく右を取ります。
「矢張り、所用時間が短いのと、未体験なのが引かれますね」
 
谷筋まで降りると、結構な上り下りが待っているが、(魚屋道の尾根筋より)変化に富んでてよろしい。

「今日は折角ですから、谷筋の紅葉を楽しみましょう」
なかなか綺麗な谷です。

瑞宝寺公園
今回は紅葉の時期に恵まれたようです。
阪急電車の広報誌「TOKK」(宝塚、大阪、神戸、京都の頭文字をとった誌名だというが、内容は中々、濃い!一度、ご覧あれ?)でも、有馬の紅葉の名所として紹介されています。

「たまたま魚屋道の道標でこちらに来ましたが、これは正解でしたね」
何時もの魚屋道を最後まで下るのに、少々飽き飽きしていたのでした。
瑞宝寺公園の紅葉
最後に『この公園の由来の石碑がありました。
昔は立派な寺だったようです。
今まで来た経験がないので、今日は満足感で一杯です

「流石にこの時期は人が多いですね」
本当に大勢の(紅葉目当ての)観光客です。

「本当にこの時期に来て良かったですね?
でも本当は、(石宝殿でお会いしたKHさん達のように)有馬から芦屋に抜けるのが、(混雑という面から)正解なんでしょう?」

瑞宝寺公園の石碑

今まで行ってみたいが、行ったことのない尾根を登ってみました。
予想通り、沢山の知見が得られました。日々、新しい経験を積み重ねて、精神的に老化しないでいたいものです。

知り合いのクリスチャンは、
「毎日が変化の無いのが良い。
神の庇護の下でそのように出来るのだ」

と、信じています。

私は
「金太郎飴のような毎日は沢山だ!
日々、変化と新たな体験を!」
を目指しています。

どちらも真実でしょう。
世の中、多様性を認めないと争いになります。
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