立山、山スキー
2014年6月13〜15日     同行者:大阪労山,カランクルン隊(HT,AT,MS,MY,CS,YS,KT&bergen)
訪問先  立山、室堂&雷鳥沢
6月13日:出発
今回のカランクルン山行、山スキー&登山隊の(オヤジ臭い)常連のメンバー以外に、若い女性の参加もあり、些か(?)華やいだ雰囲気である。
朝の立山駅は雨模様である。
「雨ですが、室堂はサニー?
どんな天気だね?」

大いに期待しましたが...

どうだったでしょうか?
遠く白山が望まれる
6月14日:立山駅ー室堂ー雷鳥沢幕営場

 6:00起床ー7:20ケーブル駅ー9:30室堂ー雷鳥沢幕営場
 
朝早く起きて、ケーブルの駅に並ぶ。


仮眠の夜を終え、今朝は!驚きの雨!
「今朝は快晴の天気予報だったのですがね」

幸いにも、雨脚はそう強くはないようです。
希望的観測が流れます。
「山頂部はサニー(快晴)ですよ?!」
でも、これはあり得ないですね。
立山駅駐車場にて
美女平ケーブルと立山高原バスを乗り継ぎ、室堂の高原バスターミナルに到着です。
「えろー、寒いですね。強風が吹いとります。出かけるのも大儀どすな?」
大阪弁と京都弁が錯綜しますが、天候は正直。
なにはともあれ、目的地の「雷鳥沢野営場」に急ぎます。
室堂駅の「ホテル出口で
今朝はホワイトアウト状態なので、遊歩道を辿るのが正解です。
方角を定めて斜面を回り込みます。
みくりが池の前後で、結構な上り下りがあります。
「兼用靴では、(石畳は)結構歩きにくいですね!」


雷鳥荘の裏からは、(GWの連休中にはロープトーが設営される)急な雪面。
「滑って下れそうですが、この天候なら問題ですね」
安全策を取って、歩いて下ります。

ホワイトアウト状態の室堂平遊歩道
総勢8名。
テント班は5名、宿泊班は3名である。
Bergenは勿論、軟弱な(?!)宿泊班である。

全員で協力してテント設営。
「流石に早く立ちますね」
皆さん歴戦の兵であるから、むべなるからである。

4〜5人用のエスパーステントに全員が入り、
誰言うともなく、昼間から宴会モードに突入。
「これは癖になりますね」
テント内で寛ぐ
6月15日:雷鳥沢ー剣御前小屋

 8:30立山駅出発ー10:00室堂、登山開始…一ノ越ー(滑走)ー室堂ー駐車場
 
朝早くおきて、快晴の空に一安心。
快調に雷鳥沢を登る。
6月の立山は初めてだが、雪は十分である。
室堂周囲の各峰々も白銀に輝いている。

朝、目が覚めて宿の窓から見上げると、思いのほか晴れである。
大日の斜面が朝日に輝いている。

朝食を弁当で済ませ、登行準備にテント場まで急ぐ。
「矢張り天候が良いと、気持ちがよいですね」
朝早いので、スキーヤー、登山者余り多くない。
朝焼けの奥大日岳
登山隊の用意も出来、相次いで出発である。
リーダーは(出来れば)立山三山の縦走希望だろうが、時間も限られているので、今日は剣御前が精一杯だろう。

シール班とアイゼンの2パーティーに分かれて出発する。
「大きな荷物を持って上がらないと、楽ですね」
雷鳥沢途中より室堂平を見下ろす
雷鳥坂の途中から雪面のクラストが強くなり、シール登行が困難になる。
速やかにアイゼン登行に切り替え、スキーをザックに装着。

雷鳥沢上部が近くなると、風が強くなる。
「最後のガラ場辛いですね!」
以前、GWに滑った時に比べると、岩が目立つ。

登山隊が先に御到着ですね」
リーダーのhtさんが、今回、2回目の雪山体験のYS山に熱心な講義中である。
剣御前小屋周囲前にて、登山隊の面々
登山隊は先行して、新室堂乗越より下山する由。我々スキー隊は雪面のクラストが緩むのを待ちます。
「このままでは滑落の危険もありますね」
この時は、まさか自分で現実に体験するとは思わなかった?!
8:30待ち切れず、あっさり滑降に移ります。
「さあ、気をつけて降りましょうよ」

所々カリカリの所もあります。
中途半端なターンをした途端、転倒!
中々止まらず、約100m位滑落しました。

「滑ると、中々止めようがありませんですね。傾斜が緩かったところ、漸く止まれました!」
もっと待ったほうが賢明でした。
真砂岳の沢も雪割れが進む
集合予定時間の10:00を過ぎても、登山隊は帰りません。新室堂乗越の斜面にもそれらしきパーティーは見えません。

電話で連絡を取り、現状を把握。
幸いにも、雷鳥坂からテン場へ戻っている由です。「剣御前周辺で雪上訓練していたようです。MYさんがはぐれて、1人で(予定通りに)本来の下降ルートを下りたのですね!
直ぐにテントを撤収して帰阪です!」
遅れて登山隊も帰着
帰路
入浴後、帰路に着く。

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